思考は「答え」を出さないといけない。
その答えを出すために、思考する力には、5つの方向性があります。
(1)発想
(2)分析
(3)記憶
(4)判断
(5)応用
今の教育では、どうしても、発想や応用が足りなく、分析や記憶に重きがあるような気がします。
発想と応用は似ていますが、発想は非現実的で、応用は現実的です。
また、発想と分析は方向が真逆なので、同時に行うことが出来ません。そういう設計です。
ですから、発想しきってから、分析して下さい。
よく、人の発想を頭ごなしに、分析否定する人がいますが、どうか一緒に馬鹿げた発想についていって、一緒にアイデアを出し合って下さい。
でないと、その会議は不毛なものとなるかもしれませんよ。
思考とは「思う」、と「考え」でありますが、
思うとは「発想や記憶の呼び出し」、考えとは、「分析や判断」だと思います。
思うということは、何を考えるかということにも繋がり、先の感性も重要となります。
だから、「思う」と「考える」は決定的な違うのです。
思うは考えの為の材料を集めている、考えるは「答え」を導くのが目的。
よくごっちゃな人は多いですが。まぁ英語では同じ「think」ですが。
思っているだけでは、何も変わりません。
考えて、答えを出して、それに従って行動して、始めて変わるのです。
受想行識の行ですね。
思っているだけで、変えようとすることは「念」といい。
一番運気を下げることです。
このブログを見ている人は、「念」を捨てて下さいね。
答えが出たのに、行動に結びつかない場合もあります。
それでは、思考していた時間を無駄にすることになります。
行動に移すには、決断力と気力が伴います、これを「勇気」と呼びます。
また、考えているのに、答えが出ず、出ても、再思考に入る場合も多々ありますね。
それを「悩む」といいます。早く、分析、判断して答えを出して下さいね。
感性から思いが生まれ、考えから答えが出ます。その答えは行動に繋がります。
当然、考えて、答えを出して、行動しても、失敗する場合があります。
それでいいのです。
100%成功する行動など、大した成果は得られません。
考えての行動の失敗は、思いつきの行動とは違い、確実に成長していきます。
考え方が間違っている場合もあります、考える材料が間違っている場合もあります。
時期がまずい場合もあります、運が無い場合もあり、相手がいる場合はどうしょうもない場合もあります。
でも、なぜその考えになったのか、それを考える事そのものが間違いの場合も多いですね。