分かり易く言えば、エゴと心は同じものである。
一応、セルフとエゴの方向が一致したものを真心という。
心は、欲望や感情、思考などを含むが、
セルフとエゴの方向一致により、エゴは生かされる。
欲望は一本に束ねられ、意志にクラスチェンジし、
感情は高純度な透明なエネルギーに精製され、
思考は閉ざした門を開ける鍵を見つける。
セルフの傘下にない、エゴの振る舞いは、基本良くないです。
セルフのいない、エゴのマスターモードでは
今だけ、自分だけ、に心の欲望、感情、思考は使われる。
ただ暴れ馬で、怠惰で、本当に自分勝手なエゴのコントロールは、一筋縄ではい
かない。
このエゴのコントロールを学ぶ事は大切であり、
本来の宗教や武道、習い事を通して、「道」を示した。
現在のエゴを煽り、教団運営にいそしむ宗教では、神も仏も偽装臭い。
そんな、神や仏に、エゴを捧げ、完全にそれ信用することは、少しは疑う事も必要だと思う。
本来、エゴは自分の物だ、誰の物でもない。
例え、全ての人生を何かに捧げたとしても、セルフの物に他ならない。
まぁセルフは誰の物なのか?という次のステップはあるが。
無心として、エゴを抹殺する練習も必須だが、
それをいつもいつもする必要はない。
※エゴを抹殺する練習
エゴが怖がってやろうとしない事を、抹殺し、無心で臨む。
例えば、告白の電話を掛けるのに勇気がない、などの時にエゴを抹殺して一気に電話を掛けてください。(偽装も教えてね)、銭湯で水風呂に入るなどもグッド。
いつもは軽くエゴの欲望も聞いてあげて、楽しく、即物的な快楽も、心の平静も、たまに発狂も必要だろう。
見失わなければ良いです。
必要な時は、エゴをスレーブモードに出来れば良いです。
最初はその程度でいいです。
いきなり、聖人、仙人にはならないし、エゴのそんなイメージも間違ってるし。
地上の生活やストレスを知らない、天使達は、いろいろ言うが、なかなかそうも
難しいもの。
エゴを抹殺するのが目的ではありません。
エゴを生かす事が大切です。
2007年12月10日

