未来の不安と生活の不安が解消されたとき。
数秘3の本質である、
好きな事、楽しい事、面白そうな事を追求する
決して、良かった探しではない。
楽しそうなもの探しである。
「楽しさ」
数秘3だけではなく、人間生活、生きる上で、また人間存在において重要な要素である。
この楽しさへたどり着くまでに、未知の恐怖を克服し(数秘1)、生活を安定する(数秘2)が必須である。
数秘3は数秘1ほど恐怖は無い、それは全くの未知を意識せず、想定される未来を意識しているからだ。
意識上、一番手は、先に行かせているために、安全は確認している。
だから、思い切った行動をする。
最前線を歩く数秘1は、石橋を叩く必要がある。
数秘3の生活においても、数秘2のような生活感は少ない。
食事においても、生命維持的に食べるのではなく、楽しさ、快楽的な食べ物が好きだ。
それは、一見逆に見えるが、豪華で贅沢な食事か、甘い、刺激等の、ジャンクフードを好む人が多い。
また、日常生活自体は淡々としているが、非日常の方がモチベーションが上がる。
非日常はイベントを突破口に、日常のレベルを引き上げる。
数秘3は、やるべき目標をしっかり持つ場合、
最短コースでそこへ突き進む。
それは、闇雲ではなく、人の意見も聞き、知らない情報も調べる。
目標へ辿る、プロセスを分析する能力が高い。
数秘3は、上手く過去の知識を活かせる、またそれを進化発展させる力を持っている。
数秘1は、1番手なので、過去の情報も無い。人の意見は基本聞かない。
数秘2は、結果のみを聞き、プロセスが分からなくなる。
ただし、目標が見つからない数秘3は只の無気力さんである。
面白い事、好きな事を通じて、自分の力を育てなければいけない。
また、未知の恐怖か、生活の安定に問題がある場合は、まずそちらをなんとかする必要がある。
そう、優れた数秘3の力を発揮するには限定された条件下だけなのだ。
その点、数秘4はどんな状況下でも、頑張れる力を獲得する。
エゴ意識の適応レンジにおいて、
数秘1、2が「物」を意識していたことに対し。
数秘3、4は「事」を意識する。
事というのは、形ではなく、状態である。
数秘3の意識は、状態の中に存在するのだ。
さらに、数秘1、2の物次元における、
見る、見られるという対比は、数秘3の事次元においては、
インタラクティブ性という新たな方向を見いだす。
例えば、テレビ、見る(人)という、見る、見られるという対比から、
数秘3は、ゲームやパソコンといった、見るだけ、見られるだけでない、
自分がそこにアクションを起こし、それが反映されるという方向だ。
自分がアクションを起こす瞬間こそが「今」である。
未来や過去に自分はアクションを起こせない。
それを1番よく知る数秘3は、時間感覚も優れ、タイミングも良い。
また音楽や映像など時間芸術に関する感性は高い。
そんな数秘3の本質は出力されるエネルギーや、楽器を奏でた時の音かもしれない。
数秘4も一見逆のように見えるが、本質はやはりエネルギーだ。
例えれば、数秘1、2が筋肉の伸筋、屈筋とすれば、数秘3は瞬発力、数秘4は持続力、どちらかというと緊張の持続力だ。
数秘3がエゴコントロールできなくなると、
数秘1は物質執着しやすいが、数秘3は物ではなく、事柄に執着してしまう。
何たら中毒に注意が必要である。
また、世の中は、楽しい事というのは、溢れているわけではない。
楽しい事も、一度経験してしまえば、色あせてしまう。
ずっと楽しい事というのも無いものだ。
楽しい事を見つけなければ、力を発揮しにくい数秘3というのは、楽そうで意外に大変な数秘である。
どうしても、世の中は、特に日本は割と、苦労や努力を評価したがる風潮があり、努力は誰でも出来るが、逆に楽しむ事の方が、中々本当に出来るものではない。
人間が生きていく上で、楽しさを追い続ける事は、大切であり、大変な事なのだ。
2008年01月25日

