2016年01月03日

申年の梅

ほへとは梅干しが好きだが、よく考えると、果物はスモモ、プラム、桃など、好きだな。
(厳密に言えば高く高級なのは甘すぎるので、安物の方が好きだったりする)

ばぁさんは、梅干しを漬けるのの達人だった。
嵯峨の自宅には、いくつもの梅干しの瓶が貯蔵されていて、何年に漬けたが書いてあった。

そんなばぁさんはもう亡くなっているが、
ばぁさんが小学生くらいの時から、梅干しの実のヘタを取って、そこに塩を盛っていたそうです。
ようするに、そんな頃から梅干しを漬ける手伝いをしていたそうだ。

梅は、一見同じように見えても物によっては違う、ばぁさんは梅を3種類に目利きで分けて、梅を漬けていた。

もちろん、ザルに、梅を並べて、天日にも干していた。昔ながらのやり方だ。

10年ものの梅干しというのも、とても美味しかったと記憶している。

火曜会主人の板前のお父さんも、ばぁさんの梅を絶賛してくれた。

そんな、ばぁさんの梅干し話を、妹としていると、妹は、ばぁさんから、美味しい梅干しの秘訣を聞いていたそうだ。
なっ、いつの間にそんな秘伝を聞いていたとは?

それは何かと?妹に問うた?

「それは、申年の梅や。」

!?

梅干し名人位のばぁさんは、申年の梅は特別だということだ。

そんなことを妹聞いて、何年になるかな?

そして今年、申年の正月は、異常に温かい。

北野天満宮の梅が、既に開花している勢いで、梅花祭はどうするのだという噂だ。

こ、これは、ばぁさんの言っていた、申年の梅というやつか?

確かに、梅の開花が早いということは通常より、梅のパワーが強うそうだな。

おばちゃんの知恵は侮れないな。
posted by ほへと at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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