良くない自分を変えたい、そして変えようと頑張ってもがくが、なかなか変わらない。
「変わりたいうちは変われないよ」
変わりたいと、思っているのがそもそもエゴである。
「私」が変わるとき、今の「エゴ」が消滅することを表す。
あなた最近変わったね、ということは、エゴが進化しているのではなく、エゴが変わっているのだ。
エゴの基本は、恐怖という部分。
もし、変わるチャンスが来ても、エゴ自身は、消滅の恐怖に耐えられない。
そして、エゴ自ら、チャンスを潰す振る舞いを起こす。
では、どうすれば、変われるのか?
いつも言っていることだけど、経験積んで、気づくことで、潜在意識が書き換えられる。
それが、セルフの成長。セルフが成長すれば、それに伴って表現されるエゴが変化するということ。
例えば、前はあれが気になったけど、最近はどうでも良くなった。という感じだな。
エゴの成長は、経験を積むこと。
恐怖を元とした、それから逃げる経験は、結局恐怖を生む。
別に怖くないというが、恐怖が「心」に現れるとき、過去か未来に対極化するので、
過去に出れば、後悔。未来に出れば不安。
変わるチャンスが、今の恐怖となる。
後悔や不安から自分を変えようとしても、難しいということだ。
では、どうすればいい?
恐怖は、現実の否定ともいえる。
逆の現実の肯定は、楽しさ、好奇心だ。
現実から、自分の好きな「事」を見つけ出して、それをどんどん経験していくこと。
将来の不安から、何か専門の学校に行って学んでも、結局役に立たないが、
好きでのめり込んだ、何か専門の分野は、仕事になる。
入り口は遊び、出口は仕事。
そうそう、変わるということだったな、
例えば、話すのが苦手な人は、不安や後悔にピントを合わせるのではなく、
会話の中に、少しでも、「楽しさ」が心に感じてないか、感じればもっと感じてみたくないか?
好奇心、現実を肯定していくことにピントを合わしてみよう。
くだらない、「話せますよ」的なハウツー情報はいらない。
会話に上手い下手はない。
幼稚園児、チビちゃん達は、話せることが「ただ楽しい」のだ。
幼稚な会話でも、高度に洗練された会話でも、「楽しさ」があるかだ?
楽しい会話が、良い会話だ。
不安から勉強せずに、初心に帰ってみる。
良くない自分を変えたい。
でも、後悔や不安から事を起こさないように。
まずは、楽しいと感じること。
遊び心が大切です。