エゴはなんの為にあるのか、エゴからはわからないようにできている。
精神が高くなり、意識が上がり、自己に目覚めるというか、
本当の自分を自覚することになれば、
エゴと身体と現実世界の差は少なく、一つのものとしてもみることができる。
セルフという、本当の自分を、この世界に出現させる、存在させる、そのためのエゴであり、身体なのだ。
セルフの絵を描くことが重要なのだ。
セルフの絵を描くことが、自分らしく生きる事。
とは言っても、エゴも描きたい絵があるものだ。
この前鑑定で、ある人が、ようやく仕事が安定してきて、これで一生安泰だと思った瞬間、その土地から引っ越しすることになったそうだ。
ほへとが「これで将来安泰や」と思った瞬間、それはぶち壊されるで、と言った。
その人は驚きながら、そういえば、以前も資格をとって一生続けられると思った仕事を病気で辞めることになったと。
要するに、エゴが描こうとする絵と、セルフが描こうとする絵が違えば、
強い方が勝つ。
要するに、運命強い人、神様に愛されている人ほど、エゴの思う絵は描けないということ。
心を何度も折られるということです。
逆に、自分の思い通りになっている人は、よほどエゴが強いか、セルフが弱いか、エゴとセルフの絵が一致しているということ。
エゴは先のことを心配しすぎるが、どんなことをしても将来の心配は消えないので、いいところで心配しない。
それより、今やれることをやりましょう。
今という場所から、未来を見るのではなく、
未来から、今という場所を見るイメージをしましょう。
エゴが描く絵とセルフが描く絵の違いです。