2022年11月18日
(4) 腹・腹斜筋について
今回は、腹斜筋について説明します。
さて、この腹斜筋というのは、このシリーズで説明する筋肉の中で、最重要であり、次元が高く、ラスボス的存在である。
それは、この腹斜筋は単に身体の運動能力を司っているだけではなく、内臓機能にも関係しているからです。
身体とは運動能力であるが、内臓機能は生存能力である。要するに、腹斜筋の鍛錬は運動能力だけでなく、内臓機能を高め、生存能力もアップさせる。(生存能力アップは免疫アップです)
よくほへとは、みぞおちを反らすな、くぼめろというが、この筋肉が関係している。腹斜筋は肋骨を引き下げ背柱を前に曲げる働きがある。
腹斜筋は、上体、中体、下体において、中体であり中央である。
上体と下体をつなげる。それは中央を通して末端である、手足をつなげる。(天と地の統一)
さらには、内臓を守り。また内臓と身体をつなげる役割もある。(気功だな)
最も重要なことに、呼吸がある。
腹斜筋は、腹圧を高め、呼気に作用する。
息を吐くということは、声を出すことにも関係してくる。
深い呼吸は、高次元の言霊などとも関連してくる。
例えば、気合を入れる。
それは精神作用を高め、エゴを断つことだ。
それには腹から声を出さなければいけない。
腹斜筋は、深層の内腹斜筋と、それを覆う、外腹斜筋となる。
作用は
・骨盤が固定で、両側の内・外腹斜筋が同時に働けば、肋骨を引き下げ背柱を前に曲げる。
・胸郭が固定で両側の外腹斜筋が、同時に働けば骨盤を引き上げる。
・片ほうの内・外腹斜筋が同時に働けば、背柱をその側に曲げる。
・一側の内腹斜筋と他側の外腹斜筋が同時に働けば、胴を内腹斜筋側に回す。
・腹圧を高め、腹式呼吸のとき呼気を行う。
胸郭と骨盤をつなげる、重要な筋肉です。
身体を屈したり、ひねる動作とともに、呼吸にも関係しています。そして内臓の活性化と精神の安定にも関係するので、この内・外腹斜筋を意識しましょう!
腹斜筋のトレーニング
トレーニング法は、youtubeやWEBで探せばいろいろ見つかると思います。
マスク着用で呼吸が浅くなってませんか?
腹斜筋を鍛えて、内臓を活性化し、生存能力、すなわち免疫をアップしましょう!、
日々、ストレッチで、前屈やひねりをする。
特に呼吸トレーニングでは、強く吐くこと。吐き切ることが重要です。
他の筋肉鍛錬/トレーニングでも、同時にこの腹斜筋を意識して、強く息を吐いたり、声を出してみてください。
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