2023年03月11日

年齢と主食の量について

肥田春充の「一分間の強健法」の中で、東北大学近藤正二教授が、日本各地を行脚して、主食と寿命についての貴重な研究の話がある。
それによると、人間の寿命を左右する重大な要素は、酒でも、過労でもなく、主に主食の質と量にあるという話だ。

簡単にい言えば、米の産地は、白米を沢山食べる(1日7合以上の村も)ので短命という話だ。
主食に芋、野菜や大豆をよく食べる所は長寿だったという話だ。

沖縄や九州は酒むっちゃ呑むけど長寿のイメージがあるな、米の産地ではないからか?
というか、人間の寿命を左右する重大な要素は酒ではないというのが、いいのかこれは?いや研究結果だからいいでしょ。

江戸患いの江戸時代は実は白米をたくさん食べて脚気で多くの人が早死したという話もある。

戦前戦後の80年以上前の話なので、今とは多少現状は違うと思うが参考に。

また、今では病気になっても即死ぬわけでもなく、医療が発達しているので、主食と寿命というより、主食と病気くらいが適当と思う。


肥田春充の「一分間の強健法」の中での1日の主食の量(玄米を推奨)

重労働者 3合

一般
十代 2合以下
二十代 2合から3合
三十代 2合以下
四十代 1合半
五十代 1合前後
六十代以上 1合以下

とある。

当然であるが、若い頃と同じように食べているとお腹も出るし、病気にもなる。
それがわかりやすく書かれている。
是非、参考に。

さらに肥田春充は、白米を主食にすることは良くないと言っている。
特に現代は、白米より、精製された小麦など、さらに悪くなっている感じがする。

白米や小麦では、どうしても、油分や栄養が足りないので、副菜を必要とするが、玄米は完全食、副完全食と言われ、副菜が菜っ葉や大豆等にシンプルにできる。

ここでは、主食の量を米何合で表していますが、当然、米は1合しか食べてないけど、パンや麺類もその中に含んでください。昼はラーメン二郎だったとかは、その時点でオーバーアウトの可能性もある。たまならともかく、習慣は、、

当然、玄米を勧めますが、まずは1日の米の量を考えてみてくださいね。
posted by ほへと at 21:03| Comment(3) | TrackBack(0) | 食について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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