内容は平安京の風水(6)比叡山と愛宕山の夏至ラインと一緒だけど、補足も含めて。
古の都、平安京は風水都市である。
平安京の中心、現京都市の御所(今出川御所)の位置とは違い、
当時の御所、そしてその中心は現在の千本丸太町辺りにあった。
なお、千本丸太町とは京都市の千本通り(Y軸)と丸太町通り(X軸)が交差した地点である、京都市内では、場所を指定するのに、通りと通りの交差点を言う。
(四条河原町は四条通りと河原町通りの交差点ということ)
今までの研究をまとめると
その平安京、そしてその中心は、丁度、真っすぐ、南下すれば、本州最南端、潮岬に当たる。(途中法隆寺もある)
本州最南端という、その意味を、そのパワーを平安京に導いているのだろう。(朱雀門から)
平安御所(千本丸太町)から潮岬
目的地への方位は南です。 方位中心 レベルS(ほぼ中心) [ 南中心から-0.4度(179.6/360) ]です。 距離は直線で約126.151kmです。
(by方位チェッカー)
真南とは太陽が一番高く昇る方向である。
春分・秋分の日は、真東(90度/360度)から太陽が昇り、真西(270度/360度)に沈む。
今日、夏至の日は、北東寄り(60度/360度)から太陽が昇り、北西寄り(300度/360度)に沈む。
平安御所(千本丸太町)から、北東寄り(60度/360度)方向を調べると、恐ろしい事にピッタリ比叡山の山頂に当たる。
平安御所(千本丸太町)から比叡山
目的地への方位は北東です。 方位中心 レベルC [ 北東中心から+14.8度(59.8/360) ]です。 距離は直線で約10.5kmです。
夏至の日の日の出の方角に比叡山があり、真南に潮岬。
さらに、夏至の日の太陽は、北西寄り(300度/360度)に沈むのだが、
平安御所(千本丸太町)から北西寄り(300度/360度)には、
愛宕山
「目的地への方位は北西です。 方位中心 レベルC [ 北西中心から-18.1度(296.9/360) ]です。 距離は直線で約12.508kmです。」
高雄山
「目的地への方位は北西です。 方位中心 レベルC [ 北西中心から-12.4度(302.6/360) ]です。 距離は直線で約9.211kmです。 」
という山が、比叡山の対極に存在する。
また神護寺も
「目的地への方位は北西です。 方位中心 レベルC [ 北西中心から-13.3度(301.7/360) ]です。 距離は直線で約8.441kmです。 」
と(300度/360度)に近い。
夏至の日の出の比叡山だけではなく、なんと日の入りの方位にも、愛宕山、高雄山があるのだ。
平安御所(千本丸太町)を中心に比叡山、愛宕山(高雄山)。
比叡山(60度/360度)愛宕山(高雄山)(300度/360度)
それに潮岬(180度/360度)は丁度120度毎である。
すなわち、これは(逆)正三角形なのだ。
考えるに、潮岬から北上した陽エネルギーを、比叡山、愛宕山(高雄山)で平安京内に押さえ込んでいるように見えるのである。
またそんな土地を選んで、風水都市平安京をその位置に造ったのだ。
おかげで、パワフルな平安京は、空海や最澄を呼び寄せ、日本独自の文化を発展させたのだろう。
まぁ基本風水とはそういうグローバルでマクロな視点で見るものなのだと学んだよ。
しかし残念ながら、平安京も中半に、火事で、千本丸太町の御所は焼失し、位置を転々とし、平安時代後期から鎌倉時代に現在の今出川御所の位置になったそうだ。
どうも、位置が変わってから、京都が陰になっていった気がする。
もし、千本丸太町に御所があれば、首都はまだ京都だったり、、なんてね。
平安御所(千本丸太町)を中心である太極殿跡地。千本丸太町からすぐ。
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2009年06月21日
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