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2009年12月15日

イチョウの落ち葉

紅葉のイチョウの葉が舞い落ちる。

人から見れば美しい瞬間だが、
当のイチョウは葉を落とさなければいけない理由がある。
もし、このまま葉が落ちなければ、幹が弱るそうだ。
自然の摂理か。

友人が旦那さんのお母さん(痴呆)の介護で疲れ果てている。
辛抱強い性格ゆえに、今は旦那もそのお母さんの顔も見れないそうだ。
居酒屋で愚痴を聞き出す。

誰でも、死ぬ。
医学が発達して、寿命が伸びても、
本当は健やかに長生きが一番いい。
でも自分の時はどうなのだろうか?

人口比率の逆ピラミッドも、遠い未来にはなくなるだろう。
(まぁ居ないな)

また、ある友人が留学からスウェーデンから帰ってきた。
進んだヨーロッパの福祉を学ぶため。
話を聞けば、意外に自殺率が高いことに驚いたそうだ。

日本も相当自殺者は多い。

ひとりの人が自殺したなら。
その10倍、自殺未遂がある。
また、その10倍は自殺決行を迷っている。
3万人の自殺なら、300万人は病んでいるのだ。おそらくもっとだろう。

平和だね。とは言ってられない。

まぁ不死にならない限り、いつかは死ぬ。
自殺も死に方のひとつであり、絶対悪とは思わない。

命を生かすことではなく、死なないように生きている。
都会で、身を隠すように、
死ぬまで行かない、ちょっとしたリスクを恐れるようになった、現代人。
でも、死は、いずれ必ずやってくる。

何か我らは大事なことを教わってない。
誰が教えてくれるのだろうか?
それを探しているのだろうか?

物語のエピローグは美しくありたいね。
落ちる間際のイチョウの葉のように。

遠い未来はそんな平和な国になって欲しいと思う。
posted by ほへと at 18:51| Comment(3) | TrackBack(0) | 独り言(読み物) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
本当ですね。
生まれた限り必ず死にます。
エピローグはどうありたいのか、
つまり、どう生きるのかってことでしょうか。
私は死にたいと思ったことはありますが、自殺願望者ではありません。
が、真剣に「命」や「生き方」「死」などのブログを書いたりしています。
面白いブログにはコメントが沢山ですが、そういった内容のブログにはコメントがありません。
「悟り、開いたん?」とか、会ったときに言われたりしますが。
考えすぎ。もっと気楽に楽しいこと考えようぜみたいに言われます。
もっと真剣に「死」とか「生」とかに意見を交換したいと思うのにな・・・。
Posted by 沙良《 ほへと数秘 :  9 CX s-s5 》 at 2009年12月15日 22:36
パチンコをする。バーに飲みに行く。占いをする。太る。ヤンキーになる。メガネをかける。生きるのが辛い時やってみて下さい。不倫は占いを趣味にすると止められます。
Posted by neko at 2009年12月15日 23:42
いつも楽しみにしています。内容の濃いプログに勉強させていただいています。今回の内容もいろいろ考えさせられます。
Posted by y.h at 2009年12月16日 09:28
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