肺を仮想的に上中下と3つに分け、上部は胸の全面、中部は胸の側面、下部は腰の上(背の下)、特に肺の下部を意識した呼吸法を行った。
肺上部は構造上一番空気の入る量が少ない、しかし緊張したり、無理に息を吸った時はここに入る。これが癖になると肺上部しか使わなくなり、身体は酸素不足に陥り、イライラしたり、じっくり考える事が出来なくなる(脳の活動には大量の酸素が必要!)。主に背中や腰を反った反動で息を吸おうとする(最悪)、ここをうまく使うには正しくは強力な下半身の力が必要。
肺中部は肋骨を開く閉じるで呼吸する、背中が凝っている人は同時に胸も凝っているので、ここでの呼吸がやりにくい、結果呼吸が弱くなる(浅い)
肺下部は横隔膜を使用するのは当然ですが、腰の上(背の下)に空気を入れるように、腰、背中をやや丸めるようにします。現在多くの人,大半の人はここを反ってしまっている為にちゃんと肺の下部を使用できていません。この肺下部は肺の中で最も容積が広く十分に酸素を取り入れるには不可欠です。十分に酸素が入らなければ、あなたは自分の能力のナンボも発揮できていない事になります。栄養ばっかりとってもダメなんです、身体には細胞には酸素が必要なのです。
今日行った呼吸法
短複式A:つま先を意識して、腹をへこめて、短く鋭く「フッ」と発声する。
短複式B:かかとを意識して、腹をへこめて、鼻から「ふっふっふっ」と連続呼気する。
短逆複式:かかとを意識し、いったん重心を上げ、つま先に意識を移し、急激に重心を下げると同時に気合い発声する「ハッ!」
胸式:肺の下部→中部→上部と順番にたっぷりと息を入れる、同時に手も斜め下、横、斜め上と連動される。
複式:手を組み下腹に置く、肺の上部→中部→下部と順番にしっかり息を吐く。7つ(〜10、〜増やす)数えて3つ止める、そして下部からゆっくり吸気。

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