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2006年04月25日

JR福知山線事故

JR福知山線事故よりから一年がたった。
丁度昨日も東京でJRのトラブルがあった。最悪の事態であればいったいどうなっていたか。
完全な安全は難しそうだ。

いろいろ言われていますが問題はいったいなんなのでしょうか?

運転士も亡くなられているので、言い難いのですが、はたして運転士が多くの人命を預かっているという、自覚と責任があったのでしょうか?
年齢や運転歴11ヶ月の問題では無い。
乗客の存在を忘れ、日勤教育の恐怖が頭を支配していたのではないのか?

「同電車にJR西日本の運転士が2人乗車していたが、運転区長の業務優先や大阪支社長の講演会への出席の指示により救助活動を行わなかった。」
事故の時、救助もせずに会社へ行ったこのドアホらの事を一番腹立たしく思った。

JR西日本がそうなのか、今の時代がそうなのか、人の意識はどんどん低下してる気がする。

日本の鉄道は優秀である。ダイヤの正確さ、スピード、安全性。世界に誇れる技術の成果だ。

このすばらしい技術、技術はすばらしい。技術は。

ちなみに技術は高い人間の精神性を具体化したものだ。
それを扱うにはそれなりの意識の高さを必要とする。

問題は作った者(鉄道技術者)と使う者(JR西日本)のレベルの差が生じているのではないか。

JR西日本のような巨大なシステムは多くある。ひとりのミスで大変な事が起こる時代だ。

例えば電力供給に関しても日本は世界でも最も優秀である。
アメリカですら停電等はよくある出来事だと言う。中国等はかなり酷いらしい。
日本は何ルートにも電線を這わせ、一カ所がダメになっても、ちゃんと他方から電力を供給するシステムも作り出した。コスト的には海外の何倍もかかるらしい。
日本のこの安定した電力供給システムが、日本の緻密で繊細な工業技術の根底を支えているものだ。

民営化の結果や、コスト競争等で、ルートの簡略化、どっか航空会社のようないい加減なメンテナンスを行えば、トラブルは避けられないだろう。原子力発電等の高い技術に支えられている場所で、JRのような事故が起こらない事を祈る。

すばらしい技術は過去より、積み重ねて来た結果だ。
鉄道に関しても日本で130年以上、原型は2000前にギリシアで生まれたという。
使う方はそんなことは意識せず、さらに便利さを求めて行く。

JR福知山線脱線事故Wiki
posted by ほへと at 18:15| Comment(0) | TrackBack(1) | 日々の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: 兵庫県尼崎市で107人が死亡した JR福知山線脱線事故から、今日で丸一年が経った
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