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2010年12月21日

丹田(重心)を利用した身体操作へ

3才、4才の小さなこどもが、GalaxyTab(7インチタブレット382g)をもってゲームしていた。
その小さな腕と手でそれを持っているのだけど、決して肩の筋力を使う感じはなく、自分の体重の反発力で全身でGalaxyTabを持っている。
小さくしかし真っ直ぐに立ち、腕を前に伸ばす姿勢は、リラックスと美しくかなり上手い站樁(立禅)のポーズだった。

昨ボディワークの教室があって、剣道経験者に、剣は肩や腕の腕力で振らないことを説明して、自身の体重というか重心というかを急激に変化させ、それを源とする力で剣を振って見せた。
素振りも気をつけないといけない。
根性で回数では、反復練習の弊害もある。
即ち身体が剣術ではなく、
反復素振りに適した身体となる。
必ず振る時は一歩前に出る。
同じ場所で反復での素振りはしないように。


丹田(重心)を利用した身体操作は、
筋力を源としたものとはアルゴリズムが違う。

子供は天使だったが、成長して人間になるのだなと思う。

比較すれば、多くの人はロボットのように身体を動かしている。

勉強、デスクワーク、ゲーム、携帯で姿勢は崩れている。
身体を起因とした、また問題が身体を蝕んでいる。

ほへともコンピューターエンジニア(SE)で身体を壊したが、
おかげで、身体の探求ができたことは大きかった。

筋力に頼らない身体操作を研究し、肥田式強健術を中心にヨガや合気、中国拳法などを研究実践した。

別に不可解な事や、非科学的なことではない。
重力や慣性や遠心力や物理法則と解剖学によって説明できるもので、
無論教えることができる。
教わるには、理解力はいるが、信仰心は逆に要らない。
そんなものだ。

ある日それができたとき。
封印が溶けた感じがした。
地に足が付くのではなく、地面との一体感。

身体を動かすのは意志であり、心(エゴ)ではない、
身体と心では、身体が上位であることがわかった。

心の奥に魂などがあって、転生するなどというエゴなミクロの方向は完全に袋小路と悟った。
逆だ、身体を通じて、現実とか、相手とかを統一していく、マクロな方向が、精神的なのだ。

それにより、思考、発想を抑えるシールドも外れた感じ。
後の占術研究にも、大きく影響したと思う。

皆さんも是非、そういう感じを、感じてほしいな。
posted by ほへと at 17:30| Comment(2) | TrackBack(0) | ボディワーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
身口意(しんくい)ということですね。
つい意口身になりがちなので(笑)日々、あきらめず身体を正してゆかねばと思います
Posted by おきょう at 2010年12月21日 20:49
確かに歌にも言える話で
身体の中心から唄えば
まろやかに響く気がする

数週間前に丹田が
見つかったのですが
へその上にありました

見つかった時の
あまりのエネルギーで
丸一日すごかった!
Posted by mtki at 2010年12月23日 18:38
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