夏至は一年で一番日が長いとされている。
というほどしか認知されていない「夏至」である。
夏至など今の科学文明においてはほとんど死語かもしれない。
しかし、古代の天文学、古代の暦、すなわち占術においては非常に重要な日でした。
理科のおさらい。
四季が存在するのは、地軸が23度半ほど傾いているからです。
もしこの地軸の傾きが無ければ、すっと太陽光は赤道に対して垂直に降り注ぐ事となる。
ちなみに太陽光が赤道に対して垂直に降り注ぐ事となる日は春分の日と秋分の日である。
この日は昼と夜の長さが均等である。
地球は太陽の回りを回っているが(公転)、その間も地軸が23度半の傾きを維持している。
その為に太陽光が垂直に降り注ぐポイントを、北回帰線(北緯23度半)ー>赤道(0度)ー>南回帰線(南緯23度半)ー>赤道(0度)と変えて行く。
今日夏至は北回帰線に太陽光が垂直に降り注ぐ日である。
北回帰線は緯度23度半である。ゆえに今日、緯度23度半の地域には太陽が本当に真上に存在していた。もし井戸が存在すれば、正午に井戸の底に太陽が写る。
この方法を使って、古代エジプトでは地球の大きさまで計算していたそうだ。
残念ながら日本の緯度はずっと北にあり、ここ京都は34度59分。
東京は35度40分、北海道札幌は43度04分、沖縄那覇は26度23分である。
夏至イメージ写真(笑)
まぁ難しい話なこれくらいにして、覚えておいて損はないのは、夏至は一番昼の時間が長いだけではなく、太陽が一番高く上がる日でもあるということ。一番陰が短いということ。まぁ日本は丁度梅雨時なのでなかなか実感出来ませんが、、
面白いのは、夏至が一番日が長く、一番太陽が高く、かつ垂直に降り注ぐが、決して気温が一番高いわけではない。
一日でも正午、太陽が一番高く上がるが、気温が一番高くなるのは2時半頃から3時だ。
夏至より大体1ヶ月半たった当たりが一番暑いのではないでしょうか、7/26日はマヤ歴ではお正月だそうです。
ちなみに、冬至より大体1ヶ月半たった当たりが節分(2/3)頃となります。占い上(東洋系)では新年に当たります。
よく考えれば、マヤなど南米は南半球なので、今は冬至です。7/26日も一番寒くなる時期なので、こっちの節分(立春)と同じ考え方なのですね。
やはり、古代歴は太陽の運行や自然に忠実ですね。
春分の日について
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2006年06月21日
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地球儀の写真もいいですね。
サンキューです。(笑)