巷に風水アイテムやグッズというのがあるが、そもそも風水とはなんぞや?という部分で分かってるのか?と思うのもある。
そもそも風水というのは信仰ではなく、拝んだり、祈ったりする性質のものではない。
また単純なパワーではなく、調和や調律が大事である。
そこにはしっかりとした理論があり、そこには情は無い。
風水アイテムとは、その場所の雰囲気や陰陽五行的な属性を目的に応じて風水的に調整する為のアイテムということであり。
これをどの家でもそこに置けばバッチリオーケーと言うものではない。
決して高い壷とか水晶、龍やカッパ(?)のような置物はいらない。
またどう考えてもあからさまに風水という名に便乗商法的なものも多い。
それらが絶対に1000%効果がないとは断言はしないが、もしそれで開運したとしても、それはそれのパワーであり、風水か?ということだ。
もし開運したとしても、そのアイテムのおかげという意識が、自らを主体性とする精神的力を削いで、偶像崇拝的依存的自我を増長してしまう。
ようは自分の力をそれに譲るということ。これはアカンね。
そんな理由もあり、ほへとが風水で使用する、風水調整アイテムは全て汎用品である。
どんな時にそれを使うかというと、
・方位の気、水や風による気の喪失を防ぐ。
・陰気や陽気を相殺する。
・形状によるバランスの偏りを中和する。
・色彩や明度のバランスを調整する。
言い出したらキリがない。
例えば水による気の喪失には、
水槽。酒。
風による気の喪失や調整には、
のれんやつい立て。
除湿機、イオン発生器、サーキュレーター。
陰気には、
高アルコール、カセットコンロのボンベ、炭や灯油など。
彩や明度のバランスには、
逆の位相の色彩の家具やカーテン、カーペット等から照明器具がそれにあたる。
今日も、カセットコンロのボンベを12本ほどアドバイスした所に置かれた人が金運が上がり、お金に余裕ができたというレポートをもらった。
この前も、高アルコール、スピリタスを12本で、飼い犬が言うことを聞くようになったり、上司からちょっとしたギフト券をもらったりしたそうだ。
というか、想定外も効果ありすぎる人もいる。
まぁ効果を期待するには、ある程度方位や位置や計算もいるが、
例えば北東向きの玄関で、腰痛や肩こりがひどい人は、玄関内にカセットボンベを置いてみてはどうだろうか?
北東の水回りで同じく腰痛系は高アルコールを置いてみる。ただし、ビールや日本酒ではアルコールが低いのでダメ。火がつく程度のアルコールです。
部屋の南に窓やベランダが無ければ、灯油と照明器具を置き、収納などをなくす。ただし火事には注意な。これで少しでも性格が明るくなればオーケー。
逆に受験生だが、南の部屋では集中できなければ、モノトーンの遮光カーテンと、切花でも置いてみる。
ゲーム機は無論。鮮やかな色彩や夏をイメージするものは近くに置かない。
そんな感じ。
また、効果があったとしても、それは風水の調整によってもたらされたもので、
カセットボンベ等に敬うことも、すがることもない。必要なら鍋にでも使用したら良い。
というところが心にも財布にも良い。
余談だが、蛇皮など、昔の人がタンスに入れたらお金が貯まるって言ってたのがわかるほど、それ自体がパワーを持ち、室内の気のレベルを上げる物もある。
水晶やパワーグッズなどはパワーがあると思いつつも、多すぎると陰気が勝り逆に運気を悪くする場合もあるので注意。
ようは、風水アイテムというのは、残念がら決して特別なものではなく、その辺にある、ありふれた物でも十分ということです。
ものが大事ではなく、その雰囲気や陰陽五行的な属性を感じ、必要な逆位相のアイテムに気づくことが大事ということですね。
それが風水師的な感性かなと思う。
最初は遊び感覚でやってみよう。
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2011年06月30日
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