「般若波羅蜜多」とは?
般若:根源的な叡智とか、究極の真理。般若の面は関係ない(はず)。
波羅蜜多:彼岸に渡るの意とか、菩薩必須カリキュラム、サンスクリットでパーラミター
般若波羅蜜多:要は6つの修行(六波羅蜜:菩薩必須カリキュラム)の中の一つで、究極の真理を得ることを指向する修行のことを指す。
般若心経冒頭で、「観自在菩薩」が「般若波羅蜜多」の行深、時に、「照見五蘊皆空 度一切苦厄」がそもそもの始まりである。
その後、弟子の舎利子に「五蘊皆空」の「空」とさらに「空」の中を説明。
で、今回、
「菩提薩埵」、「三世諸仏」がそれぞれ(?)「般若波羅蜜多」を依るが故え(よるがゆえ)、どうなったかが説明される。
「心の恐怖心や迷いから、開放され、絶対の悟りの境地に至る」とある。
「菩提薩埵」は修行中の菩薩。「三世諸仏」は悟った仏。
さらに、
故えに知る、「般若波羅蜜多」は、最上級の「呪文(真言)」である。とある。
最終的には、「般若波羅蜜多」の「呪」を説くとなり、あの「羯諦羯諦ー」に続くのであるが、この最後の方はよくわからん。
ほへととしては、
「般若波羅蜜多」は最上級の「呪文(真言)」であると言っているのに、
さらに「般若波羅蜜多」の「呪」を説くとはどういうことやねん。
「般若波羅蜜多呪」が「是大神呪」ではなく、
「般若波羅蜜多」が「是大神呪」だろう?矛盾?
そもそも、「観自在菩薩」、「菩提薩埵」、「三世諸仏」が大事なのは「般若波羅蜜多」
であり、「般若波羅蜜多呪」ではないはずだが?
何か最後が、無茶な気がするがそれは、素人だし、いずれもっと分かる日が来るかもしれない。
何にしても、分からない事は、分からないで、先送りすることも大切で、
今の未熟な自分に理解できるように低レベルに解釈するべきではないだろう。
また、訳者によっても、区切り方から、解釈までこの辺りはいろいろですね。
まぁ万一わかるときは悟った時かな(笑)
とりあえず、「般若波羅蜜多」は、あっち(仏界?)ではこう言って(呪)ますよ的な感じで置いています。
結論的に、
要は、「般若心経」の本質は「空」を説くのではなく、どっちかといえば、「般若波羅蜜多」が大事ですよということが、素直に解釈すればわかる。
まぁ誤解も織り込み済みで言えば、般若心経とは、この「究極の真理を得る修行(般若波羅蜜多)」へのお誘いではないかと思う。(甘い口説き文句も多い)
大事なのは、「般若心経」の文章自体でも「空」でもなく、「究極の真理を得る修行(般若波羅蜜多)」の実践により、「五蘊皆空」であることを掴むことではないか?
まぁ般若心経自体が、宝ではなく、宝の地図であるという当たり前のこと。
宝探しの旅が「般若波羅蜜多」、宝が「空」、旅人が「五蘊」という感じかな。
さらに続く。
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2012年08月31日
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こんばんは。
まず、色は、身体もそうなのですが
物質すべてを表しています。
私は数秘1ですが、物に関心を寄せつつ、
人間、肉体に限らず、現実の全ての物質
色かと、この理解はできました。
色即是空 は
物質とは空、空は宇宙法則といいますか
時間が水平に流れるものだ とか
物質、特に身体は宇宙のある法則に
則って、在る と解釈します。
勿論、動物も、植物も、雪も、星も
ペンも、カメラも、核も
物質は空と称された宇宙の法則性に則って
存在し、同時法則そのものである。
ほへと様は写真を撮られますが
是は、
これは空即是色 で
宇宙の法則性によったといいますか
鳥が羽ばたいているところを
写真に収めれば
鳥という物質の運動 宇宙法則を
写真という物質に還元できます。
宇宙の法則がそのまま物質としての身体、
又、あらゆる物質なのである
ということではないでしょうか。
後半の意味不明なところ、サンスクリット語の
音写であり、漢字字体の意味するものはなく
彼岸を渡ろう、この教えの道いけの
ポジティブなメッセージで
加えて書きますと、般若心経は
舎利子が観音様から教えて頂いた
まず、教えを乞いたいという者が現れたとき
何と教えれば宜しいですか?
という問いの答えが般若心経です。
そして、物質と
空という宇宙法則を教えつつ
その者にはまず菩薩の道を薦めている内容です。
私が一番面白いと思うのは
無明のところ
煩悩はない 煩悩が尽きることもない
のところです。
多分、身体とそれにまつわる精神運動は
空なので 煩悩は宇宙法則であって、ない
しかし宇宙法則、空は 身体それに
まつわる精神活動それ自体なので
無くなることもない というロジックです。
恭平 さん、いろいろ補足や説明ありがとうございます。
ほへと