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2013年02月09日

這い上がる

どんな状況でも、前を、上を見なければ、這い上がれません。
下ばかり見ても、また、下がってしまいます。

これは意識の問題です。

悪い事を意識すれば、心は悪い事を求めるようになります。
良い事を意識すれば、心は良い事を求めます。

這い上がるとは、悪い事を、意識しなくなったということです。


悪い事を意識すれば、心は悪い事を求めるようになります。
それは悪事を考えているのとも違います。

何かを否定する場合、良い状況を指向して、悪い部分を改善、無くそうとして否定しているのか?
単に、悪い部分しか目に入らない意識状態になっているのか?の違いです。

前者は前向きですが、後者はそれがなくなっても、また違う悪い部分を探すので、良くはならない。
悪い事を意識しているとはそういうことです。

時には、自分の信念、正義感で、何かを激しく否定するかもしれません。
それは、ポジティブです。
否定は即ダメとかではない。
あとは、否定するだけか?という次のステップですね。

人を見る場合でも、思考能力よりも、その人の意識を見なければいけない。
意識が低ければ、思考結果が弾き出すものも、低いです。
言葉や文章の節々にでますね。
ツイッター等でも、正義っぽく振舞っても、単に否定するだけの人には、うーんですね。

極端に、良く見ようとしたり、ポジティブに思い込もうとするのも同じようにダメです。
クリアに、ありのままに見ることが大事ですね。

意識が前を上を見ているのではなく、色眼鏡で見ているのですね。
意識が過度に期待するのもダメ。
それではまた、同じ場所に戻ってきますよ。

例えば、裏切られたのではなく、見方が甘いのです。
信じることはダメです。現実を見るのです。

這い上がる途中で、よくある失敗ですね。

クリアな意識ですね。
クリアな意識を持つコツは、姿勢です。

崩れた姿勢では、クリアな意識は難しいので、
正座とか坐禅とかして、頭の重さを腹に、地に、落としてみましょう。
一番の近道かも。できるだけ無心で。

とりあえず、谷底から、一気に這い上がれないので、
一歩づつ、一歩づつ、下がることもあるだろうが、前に、上に歩んでいこう。
焦りは禁物です。

前より、こだわらなくなった。その程度でも、前進なのです。

まだまだ、寒いですが、日は確実に長くなってきています。
前を上を向いて、良い事に意識が向くように。
posted by ほへと at 23:12| Comment(1) | TrackBack(0) | 独り言(読み物) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
とても参考になりました。
ぐるぐる考えるより、意識状態と向き合うことが
大事なんですね。
信じるも裏切られるも思い込みの領域、見方が
甘いとはその通りです。
背筋の伸びる助言、ありがとうございました。
Posted by 恵門 at 2013年02月10日 02:16
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