正月明けのテレビで、京都の若き和食の料理人が対決するという企画をやっていた。出される料理はともかく、それを審査するエライ人達に、何か、うーん、違和感を感じた。
その中で和食の偉い人が、料理はエンターテイメントと言っていたが、そんなために牛とか殺されるんか?と思った。 和食の基は、禅宗の精進料理・懐石料理が発展したものだが、 今の和食や日本食の心はエンターテイメントやショーなのか?
牛肉やトリフなど入れて、フランスや海外でウケることも大事だけど、料理が表の技や美の追求のみで、中身が堕落してないか? やはり、客だけではなく、食材に対して最低限の礼儀を持って欲しいと思いました。
和食が世界文化遺産に登録され、世界中からも高く評価されている和食だが、歴史は長い。そんな和食の、ある一面、上っ面の技法のみを広めて、儲ける(世界で)のはどうかと思った。
その失望の中、この前、花火職人、寿司職人、少年相撲だったかな、日本人と外国人が対決するテレビを見た。
そのなかで、アメリカで有名な寿司職人(ホンマか?)と日本人の若い江戸前寿司職人が味対決するコーナーがあった。
結局は、斬新で派手でちょっとお馬鹿な感じのアメリカ寿司職人に、日本人は勝つのだけど、この若い江戸前寿司職人は良かった。
アメリカのアウェイの地で、ロブスターなどお題に出されながらも、一切向こうの味(大味)に折れること無く、素材の味を活かす、一見シンプルで、淡い味付けで勝負する。
和食のふるさと、京都、ちゃんとがんばれよ。(※注 無論頑張ってます、一部の事です)
料理を相手の好み、文化に合わす前に、料理で良き日本文化を伝えて欲しいと思う。
そういう意味では、江戸前の若き寿司職人の心意気はグッジョブ!
今度食べに行きたいと思った。
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2015年01月12日
この記事へのコメント
「食材に対して最低限の礼儀を」、良い言葉だと思いました。本当にそうですね。私も家庭の主婦として心がけたいです。
Posted by naoko.k at 2015年01月12日 19:36
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