人は上半身の感覚で身体を真っ直ぐ垂直にしようとするが、これは根本的に間違いであり、絶対に真っ直ぐにはならない。
大体、上半身感覚での真っ直ぐ垂直では、腰は反り、足は浮きがちである。
まず、地面から、足から、脚、仙骨、腰と真っ直ぐ垂直を造らないといけない。
垂直かどうかは、脚で判断する。垂直に落ちた体重が垂直に反発する感覚を養う。
真っ直ぐ感覚は、線上では無く、ガチっという板状の感覚で、足は地面に吸い付く。
本当に下半身は、上半身の土台となる。
そこではじめて、上半身は脱力し、下半身に委ねることができる。
脱力しなければ、感じることはできない。
そうして、上半身を真っ直ぐ垂直にしていく。
順番は、腰、腹、背中、胸、首、顔の順。
猫背の人は背中、胸が非常に凝り固まっている。
ここで、呼吸法の重要性が分かる。
凝っているところ、そこから呼吸しているように意識を集中する。
お手軽な接骨院やマッサージは気をつけるように、逆に身体がドンドン凝り固まりが強くなる場合が大半である。
内部からできなければ、自分でできなければいけない。
ほへとは座禅を勧める。
しかし、宗教的な座禅や、瞑想、メディテーション的な座禅を勧めているわけではない。
悟ろうとするわけでもなければ、修行、リラクゼーションや健康維持のためとも若干違う。
だから、いつも座禅はするが、別に作法や準備などあるわけではない。
基本、適当に座って、適当に終わるのだが、
ただ一点だけ、ただこれだけを意識して座っている。
「姿勢」
それだけである。
良い姿勢、上半身垂直になるように、各部所(?)をミリ単位で調整しながら、座る。
禅宗の座禅と違う点は、一人で独自でやっているので、突然、ヨガをはじめたり(前屈や捻り)。
かなり強く、呼吸とともに身体を垂直に床に打ちつけたもする(結跏趺坐でね)。
だから、おしりに、座布団などは使わない。
使うのは、固い辞典系や木材の上に座ります。
反発力を利用して姿勢を真っ直ぐ垂直にするためですね。
座禅が終われば、身体は逆にぐにゃぐにゃに脱力しています。
足は地面に食い込むように感覚です。
だから、純粋に座禅が楽しかったりしますね。
そんな、座禅をおすすめします。
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2015年04月14日
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