・カオス
上位ステージライン上の選択された一点(C)は、ディセント(次元降下)を行い、
下位ステージを形成する。
ディセントした下位ステージは不完全な状態である。
次元降下は、上位の真理を下位ステージで具体化したという感じだが、
その下位ステージの意識にとってはまだカオスにしか認識できない。
また、ディセントされた世界は上位から与えられた世界である。
このステージの意識は、まずこの世界を観察し、徐々に体験していくこととなる。
C
/↓\
/ ↓ \
/ ↓ \
〜〜〜〜〜〜〜〜〜 具体化(インスタンス)
線D
この展開されたDは、カオス状態である。
上位ステージの意識から観察すれば、線Dは、Cを具体化していることを理解するが、下位ステージから見た線Dは、カオスということです。
例えれば、ステージ1の「スプーン」は、ステージ2からは、食べるものをすくったりする道具と理解するが、ステージ1のスプーン自体は、自分の存在理由を理解できない。
・二極化へ(カオスから)
意識の活動は方向性を持つ。それはやがて極性を生み出していく。
それが、ある臨界点まで達すれば二極化する。
二極化は、さらに反発し合い発達していく。
二極化は、様々で無限に存在する。
空間と時間。未来や過去。東や西。だけではなく、
男と女、愛や憎しみ、戦争と平和、黒と白、高いと安い、うまいとまずい。
また、同じものでも意識により、対立するものは変化する。
例)水と油、水と火、水と氷
陽極←ーーーー→陰極
二極化の反発では、結局強い方が勝つ。
そういう意味では、今の政治システムの限界、政党の極化、対立構造の政治では人を幸せに導くことは難しいと思える。
正しい、正しくない、戦争する、しない。反対、賛成。
ディセントされた世界を意識していくにつれ、当初受け入れるしか無かった、未知なる世界を意志で変えようと思うに至る。
それには十分な過去の蓄積が必要である。
未来と過去は二極化し、
さらに成熟してくれば、未知と過去が拮抗して、統合が見えてくる。
ともかく、様々なカオスな事象は、二極化することにより、はじめて「思う」「意識する」から、「考える」ことが可能となる。
ブレークスルーだ。
今日はここまで。
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2015年07月09日
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