
花火撮影に、既に必須アイテムとなっている、この三脚は、お爺さんの形見のようなもの。
戦後七〇年、爺さん生前、いろいろと戦地での話を語ってくれました。
しかし、この三脚、重い。現代の軽量だの、アルミやカーボンではなく、「鉄」!
頑丈な三段伸びるやつだが、まぁ花火の時しか使用しないな。
本日は浴衣と下駄だが、汗だくになって、打ち上げ場所へ運ぶのだった。

「この世の終わりかよ」と思わせる、この夕陽に、時より雷のエフェクトが入る。
待ち合わせの二条駅。
今日は午後から、えげつない雷雨もあり、アプリやツイッターで亀岡の天候をチェックする。
アカン、今行ったら確実に濡れる。
18時半の待ち合わせだが、ぎりぎりの19時14分発に乗る。
現地では、雨は上がっていて、天の打ち水か、非常に涼しく快適に、打ち上げ場所まで行けた。
花火が始まって、最初のステージは、カメラのセッティング。
今年の花火からは、LUMIX DMC-GX7に機材の能力が格段にアップしている。
目は、今はカメラに注がれている。身体を打つ、花火の爆発音を感じながら。

おぉいい感じ。
大体、セッティングが固まってきました。
GX7には、「バルブ」というシャッターを押している間、ずーっと撮影できるという機能があります。
しかも、前のG3では、8秒とか12秒とか固定だったが、撮影後同じ秒数待たされるが、こいつGX7は、
次々、撮影できる。
無限にバルブ撮影できる感じだ。
この能力には絶句。
便利すぎる。「自由自在」の意味が今わかった気がする。

レンズは、LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6.
小型の決して上等のレンズではないが、広角換算24mmで撮影できる。
以前は、LUMIX G 14mm F2.5 ASPH. 広角換算28mmと4mmの差は意外デカイ。

上と下、同時に入れます。

赤がむっちゃキレイ。

シャッター押し放題の間に打ち上がった花火が全部撮影できる。
しかし、欲張ると、花火が被って、イマイチな感じになることもある。

亀岡の花火名物、芸術玉!一流の作家さんの作品。
一発一発、作者と、変に長く今回はトロピカルなどのカタカナが入った、必殺技のような花火名がアナウンスされる。
これは大事に、一発毎にシャッター時間を区切る。

素晴らしいね!

トロピカル!

むっちゃ見事だな。

これも左右違うんだな、高度な技術。
B面へ続く