お盆なので、先祖のことなどを考えているうちに、愛読書の生命誕生やら、進化やらの本をいくつか読み返していた。
NHK生命大躍進なども参考にしつつ、生命の歴史とステージというものを研究してみた。
ステージ5 星意識
数秘19をインスタンス(具体化)した数秘20は生命誕生を示している。
生命の元は、DNA、もしくはRNAといった、設計図だ。それが数秘19で、
それを実際に組み立てたのが、数秘20の「細胞」ということになる。
DNAやRNAは、細胞より次元が高いということで、細胞はDNAやRNAを具体化したということ。
そういう意味で、数秘19、DNAやRNAと数秘20の「細胞」の違いは、生きているか否かだ。
細胞は生き物であるが、DNAやRNAは設計図的な意味合いや、設計図のコピー能力という意味合いが強い。
実際細胞は、代謝(食)を行い、細胞分裂といった、具体的なことを行なっている。
地球が誕生して46億年「細胞」の誕生は35〜40億年前。
ステージ4 集合意識
数秘15とは「細胞」であり、それを具体したものは、数秘16の「有性生殖」となる。
当初、地球上に、住み着いた「細胞」、それは単細胞であったり多細胞であっても無性生殖であった。
それの増え方は、細胞分裂である。
それは、DNAのコピーであるが、突っ込んで考えると、「私」しか存在しないのだ。
分裂するのも私、分裂したのも私、私が広がっていくのだ。
ようするに、全て「私」ということは、逆に、「私」は存在しないということでもある。
しかし、多様な地球環境の適応や、環境の変化に弱い。
例えば、私というある細胞が嫌いな「酸素」は、私、全員例外なく「アウト」なわけです。
そんな、単細胞である数秘15をこの地球にインスタンスさせたのが、数秘16である、「有性生殖」という、オスとメスという、お互いの遺伝子を半分づつ組み合わせて、ひとつのDNAを完成させるというシステムだ。
これにより、遺伝子はどんどん多様化していき、地球の環境にも、変化にも、また進化も加速的に進むのであった。
さて、ここで、大事なことは、有性生殖は、親とは違った性質を持つこととなる。
それは、「個性」だ。同じ「私」は存在しないのだ。
まさしく、「私」の誕生である。これは画期的なことではないのか!
そんな「私」という個性も、元をたどれば、ひとつの細胞という一点に遡り集約することができる。
ステージ4 集合意識というのも意味深いものだ。
有精生殖は9億年前。
ステージ3 潜在意識
NHK生命大躍進を見ていて、驚く内容があった。
カンブリア紀に生命の進化の大爆発があったそうだが、その裏には、「眼」の獲得があったそうだ。
しかも、その動物である生き物の「眼」に由来は、植物の「葉緑素」、光合成の細胞ということだ。
待て待て!、動物と植物という遺伝系統が全く異なるものから、その「葉緑素」の遺伝子を得るとは!
というのにも、驚きだが、
やはり、眼とは「太陽」なのだと思った。
植物にとって、太陽はエネルギーである。光はエネルギーなのだ。光合成。
これが、我々の眼にもあったんだ。
最近のデジカメやスマフォのカメラの性能はすさまじい。しかしそのセンサーの元は、実は太陽電池と同じ仕組なのだ。
眼の出現は、それは空間の誕生にほかならない。世界の誕生とも言える。
刻々と変化する外界の情報を処理する脳や、指令を受け動くという能力が発達していった。
数秘11、見ている世界が私だった。
眼が生まれたのは、5億年前のカンブリア紀以前。
ステージ2 心の世界
水中から、地上に生物が上陸する。
よく、夢占いや神秘系の話で、水は潜在意識を表すという、
ということは、陸は顕在意識なのだ。
植物や昆虫は既に陸に上がっていたが、我々の直系である脊椎動物は4億年前に上陸する。
2億5000年前に母乳で子供を育てる爬虫類が生まれ。
1奥6000万年前に子供を妊娠出産する哺乳類が誕生する。
そこでは、卵を温めたり、子供宿し、乳で育てたりという子育てて、愛情が生まれ。
異性を獲得するため、またエサを捕食するための、判断や思考が生まれていく。
また、記憶力というものが発達し、伴ない欲望も生まれていく。
それまでになかった、心の世界の誕生だ。
ステージ1 現実の世界
十分の心が発達していき、個人の記憶や経験や技を、他者に伝える言語が生まれる。
そして、文化は発展し、文明が起こる。
政治や科学、経済システム、コンピュータ。
今我々の行きている、このステージ1の本質は、文明なのかもしれない。
70億を超える、我々人類、ホモサイエンスは、20万年前にアフリカで生まれたたった一人から始まっている。
ステージ5 細胞
ステージ4 有性生殖
ステージ3 視力
ステージ2 愛情、記憶力、欲望
ステージ1 文明
ステージ5から4、4から3、3から2、2から1へと次元降下(ディセント)してきた。
精神的な意識とは、ステージ1から2、2から3、3から4、4から5へ向かおうとすること思っている。
それは、単純に文明や科学、この現実を否定すること、分離ではない。
各ステージを統合していき、上のステージにクライムしていくこと。
おそらく、人は死ねば、上のステージに帰っていくのだろう。
あえて、この制限の多いこの現実から、生きながらに上のステージに統合しながら向かうという姿勢がなにかしら良い気がします。
こんな風に考えながら、生命の歴史を読むと非常に面白い。
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2015年08月15日
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有性生殖のくだりに感心しました。ロマンチックですねー。
私は音楽やっておりますが、それって自分を表現するというより、人の作品を自分がどう解釈したかを示すことのような気がしてます。
一緒になりたいと思った作品が見つからなければ、オリジナルを産み落とすことはできないんちゃうかと、思います。
仰る内容、その通りだと思います。
元々一つが沢山になって様々な経験をして、また少しずつ統合していく。
最初の一つと最後の一つは大きさも内容も全然違う、ものすごくレベルアップした一つになる。
其れが目指すところな気がします。
葉緑素と目のくだり、面白いです。
正に二次元から三次元ですね。
巷では精神レベルの次元と混同されてますが、これは別の話と思ってます。
植物は光を浴びて空気の分子と水の分子を分解して新たな分子、細胞に組み替え体を作り出す。不要な分子が酸素として輩出される。光は植物に於いて結びの役割なのだろうと妄想。間違ってたらすみません。
結びは男女だけにあらず、様々な結びで多くを生み、最終的に均整の取れた統合を。
今、一見気づかない所から統合が始まってる感じがします。
その統合の段階において運気や邪気の調整が起こるんじゃないかと予想してます。
それで溜め込める幅が狭くなるから現象としてこれから現れやすくなるんじゃないかと。
この世界は三次元と言われてるけど、四次元ですよね。立体プラス時間故に。
持論も長々と書いてしまいすみません。