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2015年09月05日

姿勢真っ直ぐを手に入れよう。

ボディワーク教室で、真っ直ぐの姿勢を指導するとき、
実際、生徒さんの身体を調整しながら、これがあなたの真っ直ぐですよ。
というと皆驚かれます。

そんなに前のめり?!
そう、まず、姿勢真っ直ぐは、骨盤と脚が真っ直ぐになること。

多くの人は、見た目上真っ直ぐに見せるために、上半身が反っている。
結果、骨盤は前に、しかし、重心はかかと、後ろ重心に。
そして、脚は、太もも表(四頭筋)が緊張し、立ってるだけで、足が疲れる状態を作っている。

姿勢調整例
上半身が反っている。→みぞおちを緩める(くぼめさす)。
骨盤を後ろへ平行に引き。重心をかかとから、足の中央へ移動。
脚を垂直にし、太もも表(四頭筋)を脱力させる。
肩を垂直に上から押し、腰に逃げず、足裏に体重が抜けることを確認する。


とにかく、骨盤ー脚を垂直に立てなければダメ。
そうしなければ、どうしても、重心が下るわけもなく。
体重が地中に抜けないので、頭の重さは、肩と首、上体の重さは腰が負担することとなる。
コリは、そのまま、エゴ意識を増長させ、通らないエネルギーは各運を低下させる。

初級編で大事なことは、
徹底的に、腰を立て、脚を真っ直ぐにし、重心を落とすということに。
その時、上半身は捨てる。猫背で当然。

中級編になれば、上半身のコントロールとなる。
その肝は、頚椎と胸椎の境目。首と胴体の境目が重要となる。

笑い飯の傑作に「鳥人」がある。
「タキシードの胸元を開いて、人間の体と、鳥の頭のちょうど境目を見せてあげよう」
というフレーズがあるが、鳥人でなくとも、胴体との境目が重要となる。

その一番重要なものは、「鎖骨」である。
鎖骨は、胴体の前面、胸の胸骨の一番上に、胸郭上口の上部、横水平に伸びている。

それは、肩とつながり、肩からは腕が伸び、肩の後方には肩甲骨がある。
肩甲骨からは、頚椎、胸椎、腰椎、と多くの筋肉が走り、複雑な腕の動きをサポートするが、
肩甲骨自体は、頚椎、胸椎、腰椎という背骨には「直接繋がっていない」のだ。
大事ですよ、肩甲骨は背骨には繋がっていないということ。

多くの人は、腕の重さが、前後では、後ろに掛かっている。
結局、腕の重さは肩を経由して鎖骨から、胸を後方に引っ張っているのだ。

試しに、立った時に、腕の力を抜いたら、鎖骨が引っ張れ、胸が張る人が多い。
でも、それは決していい姿勢ではなく、腰に負担をかけているだけだ。(背中と胸もコルよ)

正しくは、腕の重さは、肩から鎖骨を通じて、胸骨という身体の前面から、骨を通じて落としていくことが大事。

例えば、人間は直立だが、動物の多くは、四つ足。前足の方向は地面の方向。直立すれば、前面だよね。
腕の重さを、背中に流すことは、進化の過程から見れば、無茶ということがわかる。

よく使用するボディワークとしては、腕立て伏せのポーズを数分維持するというのがある。
腕を動かす必要はないです。初心者は1分すら持たない。

中級者は、腕立て伏せのポーズで、胴体部の重さを、肩甲骨の操作で、胸椎上部にゆだねたり、引き上げたりできる。上級者は、その胴体の重さを、高度な操作で「合気」や「武術」などに応用する。


首、頭の操作は、一番最後。
肩がコルから、首がコルからと、どうしても、頭や首をほぐそうとするが、これは一番危険。変にマッサージなどすれば、どんどん悪化し、自律神経失調症を引き起こす危険性がある。

もし、首のコリなどで困ったら、まずは、スクワットで下体の筋力トレーニング。
方足立やつま先立ちなど、バランス系のトレーニング。

それから、ゆっくり前屈やひねりなどのヨガやストレッチすること。

間違っても急激な上体の筋力トレーニングは厳禁です。

首のこりは、結果です。自律神経ー感情と関係があります。
だから、首のこりは、金運の無さや、幸の薄さなど、残念な状態に反映されます。
それは、インスタントに治るものではなりません。

しっかり、地に足をつけるところからスタートして下さい。

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次回東京ボディーワーク教室:10月4日(日)/19時〜20時45分
>>東京ボディーワーク教室・対面鑑定申し込み
posted by ほへと at 19:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ボディワーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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