私たちは、人間である前に、動物であり、魚(脊椎動物)であり、有性生殖であり、最初はたった一つの細胞だったのだ。
しかしその事は、母親の子宮の中に、全て置いてきてしまったのだろうか。さらには、現代文明という、コンピュータという人類が生みだした、エゴ生命体。ひとつの細胞から人類までDNAは継承されているが、それを継承していない、生命ではないもの。それがコンピューターであり、ゲームの世界だ。何の為に生きているのか?それを、今の社会の中だけで考えてはいけない。むしろ、今の社会を、一度消滅させて、大切な事を思い出してみよう。「私」にとって大事なものとは?遙か長い道のりの果て。それと、遙か長い道のりの始まりを繋げよう。その始まりにとっても価値のある、意味のある社会を作らなければいけない。あなたの生命がより輝くために。
そのときに脳について考えていた。
脳は大きく分けると3つ、大脳、中脳、小脳と分かれる。
さらに、大脳は、新皮質、旧皮質に分かれる。
中脳は、脳幹など、生命に関わる部分。
小脳は、運動などを司っている部分。
それを、いつものステージに当てはめてみたところ、なんとなく気づいたことがある。
あくまで、思ったこと。
ステージは5つ、各4つのオリジンタイプで、数秘20で構成する。
ほへと数秘論の根幹であり、タロットカードの暗号解析と、各叡智の解析ツールだ。
ステージ1は現実の世界、ステージ2は心の世界、ステージ3は潜在意識、ステージ4は集合意識、ステージ5は星意識
それを、生命の進化に当てはめると、
ステージ1は人間の文明、ステージ2は哺乳類、ステージ3は脊椎動物、ステージ4は有性生殖、ステージ5は細胞
脳で考えてみた。
ステージ5、星意識であり、細胞は「受精卵」なので、まだ脳以前、
受精卵が細胞分裂し外胚葉、中胚葉、内胚葉と分かれる。
脳は、外胚葉から生じる。外胚葉は脊髄、中枢神経などに成っていくが、面白いことに、皮膚(表皮)もこの外胚葉から生じる。
ステージ4 受精卵が子宮に着床した段階。母体から酸素や栄養分をもらう。
生命維持に必要な各臓器が作られていく。その臓器を制御する、中脳(脳幹)の時期。
ステージ3 脊椎動物、魚から爬虫類までを体験する。この時期は運動を司る小脳の時期。
生命の進化において、運動能力は過酷な生存競争に勝利するポイントである。
脊椎動物は、かつて海を支配していた節足動物を抜き去る。
ステージ2 哺乳類、大脳の時期。当初ネズミのような哺乳類からサル、人と、大脳は巨大化する。
最小限度の学習や判断だった大脳は、「心」や「愛情」を得る。
本来は、大脳で、終わりなのだが、、いや、ステージ1はある。
ステージ1 文明、これは、外部脳だ。知識の共有だ。書物、人に聞く、ググるなど。
そう考えた時に、人間は、外部によって、自分の考えではない、「考え」=外部脳に支配されているという構図がわかる。
思想や宗教などは、自分がアクセスする外部脳領域が制限してしまう。(常に疑うこと。必ず騙されています)
そして、「信じる」という魔物に魅入られる。
ともかく、重要な点は、生命というものを守り、育み、繋げていく。そのために脳は進化して来たが、
ある次点で、いやこの次元(ステージ1)では、生命のために、「脳」を使っていないという気がする。
そう、生命で無いもののために「脳」を使っているのだ。
逆に、生命でない脳(外部脳)に、生命を使われているのだ。
エゴという自分の脳内だけではなく、脳外のエゴにも、精神的な意識でもって当たらなければいけないと感じるのであった。
具体的にどうすればいいのか?サバイバルをしろと言うわけでもない。
上位ステージの意志は、下位ステージに継承される。
はずだが、ステージ1は、明らかに、上位ステージからの流れ、生命の流れが無い。
エゴが、ステージ1の世界を作り、そして、エゴがステージ1に支配されているのだ。
やはり、意識を、ステージ1、ステージ2から、潜在意識であるステージ3、集合意識である、ステージ4へ向けて行かなければいけない。
その上位ステージの「生命」、「喜」とは何か?を考えてみること。
あなたが、自由でないなら、エゴがステージ1に支配されているのかもしれない。
それを、他人や政治のせいにするのもいいが、本来自らに備わった生命力を思い出して。
そういう理由で、数秘1〜9だけではなく、数秘10〜20に向けても興味を持っていただきたい。