そもそも方位を語る前に、
気学や風水を勉強されている方、また違う先生にも相談されている方に、
風水アドバイスするときに、方位の取り方でぶつかる時があります。
ほへとは、風水の方位の基本は太陽だと考えています。
だから多くの風水師や気学の先生とは、方位の考え方も違います。
北といった場合、多くの風水師や気学の先生は、磁北を北に考えます。
しかし、ほへとは、太陽の運行から真北を北に考えます。
まぁ細かい話ですが、方位の話をする前に、
方位を決めかたをはっきりしないと混乱しますので。
磁北、風水を勉強し始めたときに、一番疑問に感じ、疑った点でした。
ちなみに、方位術(奇門遁甲)では、夏至や冬至によって陰陽が切り回るという、太陽の運行が基準となっている。
なのに、磁北で方位を決めるのはおかしいと思っていた。
京都の元である平安京は、真北で設計された街だ。
古代の建造物や都市は、夏至などを計るように考えられている。
そもそも、風水とはそういうものではないのか?
わからないが、昔の先生が、方位磁針が大体北(真北)を指すところから、
磁北と真北をごっちゃにし、それが伝統となり、疑われずに現代まできてるのかもしれない。
まぁそんな科学な時代ではなかったしそれでいいと思う。
ほへとは、自分なりに考え、実際の伝統的な建造物、都市などの例を見て、
また一応、気功なども研究していたので、磁北の意味、磁力線なども研究したが、
方位は、真北でみます。という結論に至っています。
>東京の皇居と京都御所の真南
風水の「方位」についての考察
風水の方位の意味について、掘り下げて考えて行こうと思う。
風水や方位の本を勉強したり、暗記していてはわからない本質的な部分だ。
まずは、多くの人が風水の方位を八方位を対等に、平面的に考えている。
これは、全く大きな間違いであり、ナンセンスというやつです。
方位を単に、360度を四で割ったとか、八で割った程度にしか考えない。
実は、方位は、全然対等ではなく、各方位の意味は、想像以上に異なる。
例えば、北東という方位の意味を考える場合。
北東は、北の意味+東の意味?
ノーノー、そうではないということです。
北東は、北から一歩進み、東の一歩手前ということ。
太陽を中心に考えればそういうこと。
方位は右回りに進む。
方位の意味とは、太陽がその方位に位置するということはどういう意味か?ということ。
方位の意味を音楽の演奏で例えてみる。
北 では次「方位の曲」を演奏します。
北東 シーン。演奏前の静けさ。
東 指揮者が指揮棒を振り、演奏スタート!
南東 クレッシェンド。曲の音量が徐々に大きくなる。
南 サビの部分。一番盛り上がる。
南西 デクレッシェンド。曲の音量が徐々に小さくなる。
西 フィナーレ。指揮者が演奏を締める。拍手(結果)
北西 感動や余韻。
という風に、右回りに進みます。
また、方位は八方位の力より、四方位の方が、ステージが高く本質的だ。
その四方位を四神、玄武、青龍、朱雀、白虎と神格化する意味がある。
何でも多いものが優れているのではない。
突き詰めると、方位的には二方位に行き着く。
>風水の「方位」についての考察2へ
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2016年04月25日
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