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2016年04月27日

風水の「方位」についての考察2

陰陽五行と方位。
風水、方位術と陰陽五行は切っても切れない関係であり重要な要素だ。

陰陽と五行はもともと別物である。

陰陽は、陰か陽か、プラス・マイナス、天・地、男・女、強い、弱い。などなど対極に分かれるモノであり、
この世の森羅万象すべては、陰陽の極を持つ。
しかしそれは絶対ではなく、水は、火と水という陰陽で陰だが、水と氷なら、陽になる場合もある。

方位もそうで、東は、北と比べれば、陽だが、南と比べれば、陰となる。
また、何で比較するかによっても変わる。

五行とは、5つの方向です。
前、後ろ、横、上、下の5つの方向、三次元のことですね。
例えば、植物は、上下の2方向しか無いので、二行ということになります。
そういう意味では、原生生物の時代のステージ2は、前後2方向も二行ということ。

が、しかし今回は、あえて五行を無視して、陰陽だけで方位を考えて行こうと思う。


方位術、奇門遁甲の暦の陽遁、陰遁の切り替えが、冬至、夏至で起こる。
冬至から夏至が陽遁で、太陽の高度が上っていく、夏至から冬至は陰遁で、逆に下がっていく。

そういう意味では、北から南が「陽」、南から北が「陰」となる。

さっきのは、年単位(公転)の話だったが、そこに日単位(自転)を考えると、
午前0時から午後0(正午)に向かって、太陽の高度が上って行き、
午後0時から午前0時に向かって逆に下がっていく。

「北」午前0時→「南」午後0時が「陽」
「南」午後0時→「北」午前0時が「陰」

これを、太陽高度の「南北ライン陰陽」と定義する。

補足として、方位時間変換表。
北 午前0時、北東 午前3時、東 午前6時、南東 午前9時
南 午後0時、南西 午後3時、西 午後6時、北西 午後9時
要するに、太陽がその方位に居る時の時間だ。日時計だな。
ちなみに、日時計は北極星の方向の北に合わせる。磁北ではない。

風水方位における「南」とは単に南の方向をだけでなく、太陽が出ている昼間という意味も含む。
「北」は、夜という意味。よって、東は朝、西は夕ということ。

そうすれば、南北ラインの陰陽だけでなく、東西ラインの陰陽に気づく。
昼と夜だ。
朝→夕:昼、夕→朝:夜

「東」午前6時→「西」午後6時が「陽」 
「西」午後6時→「東」午前6時が「陰」 

これを、実際の太陽光の「東西ライン陰陽」と定義する。

「南北ライン陰陽」は季節関係がないが、「東西ライン陰陽」は季節に応じて、太陽の日照時間は異なるので、
春分、秋分の日で語っていますので注意。

さらに、温度の変化という、鬼門ライン陰陽にも気づく。

実際の太陽の高度と、日中の気温にもタイムラグがあり、気温は太陽が一番高く昇る南ではなく、南西方位の時間、午後3時頃が最高気温となる。
逆に、北東方向の午前3時頃、一番気温が下がる。夜明け前というやつだ。
当然、いろいろ条件はあるが。

「北東」午前3時→「南西」午後3時が「陽」
「南西」午後6時→「北東」午前6時が「陰」

これを、気温の「鬼門ライン陰陽」と定義する。

この3つの陰陽を考慮して、「各方位」の性質を考えていきましょう。
ちなみに、ここまでは、完全に「占い」ではなく、理科レベルです。

   南北 東西 鬼門(ライン)
   高度 陽光 気温
北  ☯  ●  ●
北東 ○  ●  ☯
東  ○  ☯  ○
南東 ○  ○  ○
南  ☯  ○  ○
南西 ●  ○  ☯
西  ●  ☯  ●
北西 ●  ●  ●


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posted by ほへと at 16:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 占術に関係する事柄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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