風水の「方位」についての考察3

南北ライン陰陽（高度）、東西ライン陰陽（陽光）、鬼門ライン陰陽（気温）
ほへとは、この３つのラインの陰陽を考慮して方位を見ていきましょう。

　　　南北　東西　鬼門（ライン）
　　　高度　陽光　気温
北　　☯　　●　　●
北東　○　　●　　☯
東　　○　　☯　　○
南東　○　　○　　○
南　　☯　　○　　○
南西　●　　○　　☯
西　　●　　☯　　●
北西　●　　●　　●

方位の意味も、ある程度の自然摂理、法則を考慮して、ロジックを作っていきます。
もちろん、机上の空論ではなく、どちらかというと、なぜこうなるか？という経験が先に来ている場合も多い。

占いは信仰ではないし、偉い先生の鵜吞みでもダメだ。応用が利かないから。
現実のこの世界に、当たり前に現れているものの奥に、神聖な真理が隠されている。
特に風水はそういう要素が強いと考えている。
だから、占い師は、その真理を、現実から見出す努力が必要だと思う。

「北」
太陽の高度が最も低い位置へ。極陰。陰極まれば陽に転ずるの法則により、陰陽は陽に反転する。
ここから、太陽の高度は上っていく。
さらに、北極星の方向、時間の定義。時計でいう時計盤の中心。
そして、1日のスタート地点。
その点からも、神聖で大事な感じがしますね。
ここが狂えば、（人生の）時間が狂う。
何かを変えたければ、まずはこの方位をちゃんとしなければいけない。
東西ラインでは陰、鬼門ラインでも陰。なので、この方位を陰とすることで、他の方位の陽を際立たせることができる。
逆に、他の方位より陽になれば、この住居には、神聖で精神的なパワーは失われる。

「北東」
太陽の高度は確実に上がってきているが、いかんせん太陽はまだ拝めていない状況。
気温は最も低下する頃。
なぜ「鬼門」と云われ、実際ここに水回りがあれば凶相がでるのか？
実は、南北ラインでは陽のはずなのに、東西ラインでは陰、鬼門ラインでは陰が極まっている。
南北ラインで、本来「陽」であるべきところが、実際「陰」になっていることが原因ではないか？
なので、水回りなどで、さらに陰にすれば確実に凶効果アップ。
古来、鬼門には南天（ナンテン）という。「難を転じる」からナンテンというおっさんギャクから来ているようだが、
素直に、南天、南の空で良いのでは？南の空、太陽だ。南天の実は、真っ赤だ。
要するに、南北ライン陰陽では、北東に陽のアイテムは吉なのだ。
ただ、陽過ぎはダメ。

「東」
南北ライン、鬼門ラインでは陽であるが、東西ラインはやっと陰が極まって陽に転ずる。
そうやっと真っ暗闇に眩しい太陽が出現する。
太陽の高度は水平線の高さに達した。朝6時。
暗闇をブチ破る日の出のパワー。
地面から芽がで、桜が咲く、春のパワーは、本当に力強いものだ。
東の言葉の由来は、日出る（ひいずる）、頭（かしら）から、「ひがし」。
この方位がなければ何も始まらない。
北の方位が精神的なスタートなら、東の方位は現実的なスタートなのだ。
オリジンタイプA、空間の象徴。未来を示す。

「南東」
東のパワーを継承しつつ、パワー全開の南の一歩前。
スタート時のトルク感ではなく、高回転の伸びが重要。
一気に成長する草花。
時間としては、朝の9時頃となる。
その伸びからか、麺類が吉とか、人をつなぐなどと云われる。
南北ライン、東西ライン、鬼門ラインの各陰陽で、オール陽はここだけ。
安定な陽の南東。ここを陰にするか陽にするかで全体の陰陽バランスに影響する。


＞風水の「方位」についての考察4へ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーCM
ほへと占術研究室　風水／住居HP←風水関連の読み物など
ほへと 風水鑑定 注文フォーム　←風水鑑定注文はコチラ