現実とは、人間の姿。
ステージ3は潜在意識、セルフ
ステージ2は心、エゴ
ステージ1は現実、人間の文明
というのの説明。
セルフ
私の本質を「セルフ」と呼んでいる。
潜在意識である。
以前セルフとは、音楽のようなもので実体はないという話をしたが、どうやら本当の身体のことのようだ。
生まれてから死ぬまでの一生。身体もそうだ、一生と切り離せない。
「名前」が付けられているのはここ。
セルフはステージ3の意識境地。
ステージ3の意識境地は、脊椎動物から哺乳類に進化する過程の意識。
脊椎動物、魚類などは、個別には考えず、ハードウェアの進歩(進化)で、生き残る。
多くの卵を生むこと。
環境適応、自然淘汰。そのことがおそらく、「種」としては、考えたり、試行錯誤しているのだろう。
個別の魚は、何も考えず、生存する意志のまま、自らが定められた通りに全力に生きる。
セルフの意識は、エゴ意識よりも次元が高いので、心ではセルフを意識することはできない。
今を生きる。夢中。無心。
「セルフ」は神から見たら一匹の「魚」のような姿かもしれない。
エゴ
心を「エゴ」と呼ぶ。
顕在意識である。私という意識である。
生年月日の数秘の性質。
エゴである、ステージ2の意識境地は、哺乳類から人間に進化する過程の意識。
動物は、脊椎動物の性質を継承しているので、無意識でも行動できるが、考えて行動したり、怒って行動したりもできる。
陸上に進出した、魚類は、哺乳類へと進化していく。
妊娠、出産は、魚のように多くの子を生むことはできず、少ない子供をいかに大人まで成長させるがポイントとなる。
試行錯誤は、「種」から「個」へ移っていく。
子への愛情は、生存への意志は、「顕在意識」を生み出し、感情や思考力を発達させていった。
それがやがて、「心」というものになっていく。
「エゴ」は神から見たら一匹の「獣」のような姿かもしれない。
現実
現実とは、あなたが「人間」を見ているのではないか?
現実世界であるが、実は、非常にプライベートな空間だ。
あなたが見ている現実は、他の人とは違う。あなただけの現実なのだ。
そういう意味でも、現実は、もう半分の「あなた」ともいえる。
実際、臨終間際、人生が走馬灯のように走るというが、人生は、「現実」の集合なのだ。
ステージ1の意識境地は、人間が文化、文明を作り、現在の社会ルールを生み出す、常識に関連する。
人間に進化し、手先の器用さから道具を扱い、言葉を扱い、「文明」を作っていく。
お金の力による、上下格差。社会常識での「幸せ」や「正義」。
現実の本質とはこの部分だ。「文明」、「科学」、外部の知性。「社会ルール」ではないか?
あなたは、自由な世界を生きているようで、無意識に、社会ルールを生きていることになる。(まぁあたりまえ)
「人間」は神から見えないかもしれない。生命(DNA)が宿っていないから。
魚が獣という身体(DNA)の進化した流れではない。
人間の進化とは、魚や動物の進化ではなく、人類の外部記憶、外部知性の進化、科学文明の進化のことだ。
自然の理ではなく、人間のルールだ。
だから、人間のルール、社会ルールを守っているだけでは、自然の理からパワー(生存能力・運)を得られない。
心を活性化する。それも刹那な今のためではなく、人生のために今を生きる。
よってエゴ(獣)はセルフ(魚)を目指せ。人間(檻)から抜け出すのだ。
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2016年05月28日
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