個体のエゴが感じる世界を「現実」と定義している。
一見すれば、同じ場所で、同じような景色が見えている気になっているが、
このりんご、私の見えている赤と、あなたが見ている赤は同じではない。
まずは、隣の人と全く同じ映像を見ることは不可能。
女性は男性より、色に対する感受性が強いらしい。
そういう性差もあれば、子供の真っ直ぐな視線もあれば、大人の広角な視野も、逆にマクロに魅入られる場合もある。
腹が異常に減った時の、食べ物やその看板の異常な自己主張、逆に腹が満足した時にそれは消える。
ようするに、個々、時代、状態によって、見え方は違う。
実際は、現実の映像は、目から入った光は、後頭部で画像となっている。
現実を見ているつもりですが、自分の頭の後頭部の中を見ているのだ。
その時点で、エゴのエフェクトが掛かり画像は加工されているのだ。
さらに「現実」の意識ポイントも人によって違うし、その現実から感受するモノも違う。
それによる思考も変わり、行動も変わる。
ここにほへとがよく云う、見えている方が「私」というのもことさらおかしい話ではない。
私でなければ、こう見えないからだ。
私以外を見ることができないのだ。
同じ様に、相手はこの世界を、自分だけの現実としてしか見れない。
この事が、ある程度理解できないと、コミュニケーションも共感もできない。
そうそう、コミュニケーションが下手な人は、前提として、自分の感じているものを相手も感じていると思い込んでいる。
通常は、個が全体を見ている。個人が共通する世界を見ている。
実際は、全体(世界)から、個(現実)を見ているのだ。見せられているのだ。
直接、真の現実を見ることはできない。
いや、直接、真の現実を、(脳が)理解できないのだ。
意識の境地を上げることにより、より現実が見えてくる。
逆にそれは、ステージ1(現実)にのめり込み、現実を見れば見るほど見えなくなる。
「VR」というのが最近流行っている。
サイバーなゴツいゴーグルだ、それをはめて、仮想3Dやゲームなどを楽しむもの。
最初は、ゴーグル内の画像を眺めている状態だが、ゲームなどの演出により、完全にその世界にのめり込んでしまうやつだ。
それとまったく同じ感じ。
人生が進まない、そんな問題の多くは、ステージ1(現実)に、のめり込み過ぎていることによる原因が多い。
少し、現実を引いてみて、そもそもこの世界、現実とは何か?ちょっと考えてみよう。
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