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2017年09月15日

呼吸と酸素(ミトコンドリア)

呼吸法はいろいろある。
呼吸法を実践・勉強されている方もおられるでしょう。

呼吸法がうまいとは?
いろいろな考え方はあるともうけど、
無意識の自律的な呼吸の質が良いということだ。

それと、細胞内で、エネルギーを酸素を主とするのか、糖を主とするかが重要となる。
無論、ミトコンドリア&酸素がキーだ。

呼吸は、物理的には、細胞に酸素を与え、二酸化炭素を受け取る。
細胞は運動エネルギーと熱エネルギーを作り出す。

一般常識のように、糖、ブドウ糖は、人体に絶対必要な栄養素ではないことがバレつつある。
むしろ、糖の取り過ぎは、万病の元と言える。

細胞レベルにおいて、エネルギー発生は2パターンあり、
細胞内のミトコンドリアか、細胞内の細胞質のどっちを使うかだ。

(a)細胞内のミトコンドリアが酸素を使ってエネルギーを作り出す。
(b)細胞内の細胞質が糖を使ってエネルギーを作り出す。

(a)のミトコンドリアと酸素が通常のはずなのだが、
酸素が不足すると、嫌気性解糖という(b)パターンでエネルギーを作り出す。
ちなみに、がん細胞は(b)パターンしか使えない。
要するに、がん細胞は、嫌気性解糖でエネルギーを得ているので、糖が好きで、酸素が嫌いなのである。

呼吸法で、深い瞑想や精神安定も大事だが、それ以前に、
(b)嫌気性解糖パターンの人は、(a)のミトコンドリア酸素パターンにチェンジしなければいけない。

それに考えられるんは、
呼吸法を日課にて、たまに気づいて、またはある時間にパファーパファーと呼吸をしても、
あんまし、効果が無いと感じるなら、

呼吸は、自律神経で行う無意識での呼吸の質が大切だ。ということだ。
圧倒的に、または睡眠時など、無意識で呼吸しているのだから。
この無意識の呼吸が浅ければ、細胞は酸素不足から、(b)嫌気性解糖パターンに切り替わってします。

無意識の呼吸を楽にするには、やはり姿勢が大切です。
猫背でも、逆に胸を張りすぎても、胸郭内の肺を圧迫し、それにより肺内の圧力が高くなり、息を吸うことが困難になります。
当然、悪い姿勢でいることは、質の良い自然呼吸を妨げる姿勢とも言える。

それと、現代人の糖質の取り過ぎは良くない。
(b)嫌気性解糖パターンの原因ではないだろうか、
そもそも糖が少なければ、(b)嫌気性解糖パターンになれない。

おすすめのプログラムとしては
糖質を抑える。1日3食炭水化物はやめて、1食は炭水化物を抜いたり、または量を半分にする。
間違っても、コメ換算一日1合以上は食べないように。
ただし、肉体労働者やスポーツ等でエネルギーが必要な人は食べてください。

呼吸力アップするために、下半身の筋力を鍛えて、上半身を脱力させる。
下半身の筋力がなければ、肺底部がうまく使えず、浅い呼吸となる。
胸の真上に頭が乗っていれば、肩首もこらず、首も気管支も楽だ。
そういう姿勢を心がけて、気がつけば、ちゃんと息をしていたか確認しよう。

そうして次は、細胞レベルの(a)ミトコンドリア&酸素パターンへの切り替えだが、
それは、冷水浴だ。
冷水につかれば、身体は熱を発生させようとする。そして身体は酸素を取り込もうとする。
自然と深く大きな呼吸が起こってくる。

ほへとも今夏は、たいてい、冷水浴でした。
冷水浴は慣れます。

滝行というのも、そういう意味では、理にかなっていますね。

風邪を引かないように、チャレンジしてください。

呼吸を行うときは、肺に息を入れるのではなく、全身の細胞に酸素を送っているとイメージしてください。
posted by ほへと at 18:43| Comment(0) | ボディワーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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