陰陽の統合
何が陰で何が陽かは問題ではない、相反する極を無くし、新たな統合点を出現させるのだ。
姿勢や歩行で重要な陰陽は、
天と地、前と後、遠心力と重力
腰と腹、上半身と下半身、伸筋と屈筋、つま先とかかと
力と脱力、重心の上げと下げ、などいろいろあるが、実はシンプルだ。
天(陽):腰、後、遠心力、下半身、伸筋、かかと、力、重心の上げ、
地(陰):腹、前、重力、上半身、屈筋、つま先、脱力、重心の下げ
時と場合によっては、言葉が反転するときはある。
「後」は、腰は後ろにあるが、前に進む時に力を入れる。逆に、「前」は腹は前にあるが、後ろに下がるときは力を入れる。
下半身も、下半身から上半身、上半身から下半身と言った方がいいか。
ようするに、この陰陽バランスを統合していくことが、歩行のコツである。
脚を前に出す、脚を後ろに引く。これが歩行だ。
逆に、脚を後ろに引く、ゆえに脚が前に出るのも歩行。
脚を前に出すのが、腹、腸腰筋。
脚を後方に引くのが、腰、臀筋だ。
この陰陽バランスが大切であり、最も鍛えるべき筋肉である。
基本前方に進む筋力は、腰、臀筋である。
臀筋は、かかととつながっており、かかとで地面をしっかり押す。
その反発力を「腰」で、伸筋の力に変える。
伸筋は、地面からの反発なので、重心は上がる。
たまに、歩行がやたら速い人がいるがこの例だ。
また、本当の意味で、歩行時は、つま先はそれほど使わない。
つま先は、腹、腸腰筋とつながっており、つま先をしっかり押し付ける。
その押し付けた力、求心力(重力)を、「腹」で屈筋の力に変える。
歩行中につま先を最大限に使うときは、急ブレーキのときだ。
よく、歩行時に、つま先かかかとか、どっちが先に地面に着くかだが、
正確には、土踏まず→かかと、もしくは、かかろ→土踏まず、もしくは同時である。
下駄の構造を見ればよくわかる。つま先直下は無い。
土踏まず(つま先かかと均等)か、かかとである。
だから、無駄につま先を使って歩いている人は、心を入れ替えて、つま先は使わないように。
つま先を使って歩行している人は、脚を伸ばして歩いている。
すなわち、脚を曲げて、伸ばしているのだ。絶対太もも(大腿四頭筋)が太くなる。
基本脚は、一本の棒として、腹(腸腰筋)で前に振り上げ、腰(臀筋)で、後方に引く、この力で前方に進むのだ。馬が脚を後ろに蹴っている。それが哺乳類の基本前進力だ。
だから、かかとは丈夫にできているが、つま先は複雑で脆い構造だ。つま先は蹴るものではない。
つま先を、通常使わない代わりに、上半身を極力脱力する。
腰で生じた、伸筋力で重心が上がりすぎるからだ、
みぞおちを緩め、上半身の重さを腹に落とす、この上半身の重さを腹(腸腰筋)に落として、
さらなる、足を前に出す筋力に変換する。エコだね。
ばっと、駆け足で大まかな点を説明した。
あとは細かな点を見ていこう。
もし質問があればしてください。
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2018年03月06日
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