腹を鍛えると言っても、腹筋ではない。
実はあまり腹筋運動は好きではない。
どうも、あの運動が猫背を生み出しているのではないか?という懸念がある。
やり方もあるが、腹筋するくらいなら、足上げを勧める。
足上げの筋肉、腸腰筋はインナーマッスルであり、何かともてはやされていている。
その点、腹筋は表層筋であり、6つに分けるとか見た目重視なのので、一段と興味がない。
腹は、太もも表(大腿四頭筋)からつま先とつながる。
しかし、最も重要なのは、腹は、上半身の要なのだ。
その点、腰は下半身の要。
腹は、「肚」とも書き、下腹のことだ。
侍切腹の場所だ。
チャクラでは2番め、穏やかで温かいエネルギーが溢れる。
そんな腹(肚)を鍛えるのは、足上げが基本。
専門的に、レッグレイズというやつだ。
ポイントは、単に足の上げ下ろしではなく、腹で、上半身で、下半身を動かしているというのが重要。
足が地についていない状態が、腹、上半身を鍛えるのだ。
ちなみに、地面のバーベルを頭上に上げても、それは腕力ではなく下半身の力。
同じように、上半身の力で、下半身を制御するのだ。
腹は上半身の要ということで、胸、背、腕、手の鍛錬は、腹を中心に行う。
わかりやすいのが、懸垂だろう。
また、腕立ては大事と思う、猫背とかにも良い。
腹は、上から下へ向かうベクトル。地中奥、地球の中心へ向かう。
驚きや、ショックな出来事は、重心を上に釣り上げます。
「上がった」状態だ。
それを下げるのが、腹の力だ。
よって、腹の鍛錬は、足の上げ下げではなく、重心を安定させ、精神を安定させることにある。
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2018年07月09日
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