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2019年06月24日

■数秘システム解説・アローとバック(3)

仮想地球時間で、1万年ほど前の話だ。
哺乳類は猿を経て人へ進化する。

本能行動や情動行動を司る、古い脳である大脳辺緑系の上に、高度な情報を処理する、巨大な大脳新皮質が覆う。

それにより、自分の思いや考え以上に、社会常識やルールという見えない縛りが、行動を制限する。
この見えない縛りである、社会常識やルールは、無意識下、潜在意識に「智」の一部として記憶されている。
本来、潜在意識は、現実の経験から得た、気付き(智)が蓄積されている場所だ。

人類は、心より上の領域である、潜在意識というものに、心では形にならない、見えない「智」を探ることになる。
それにより、素晴らしい発明も、窮屈なルールの縛りも起こる。
何より、潜在意識の智のフィルターによって、物事を素直に見ることが難しくなってしまう。


潜在意識の「智」へのアロー(Arrow)

私 → 智 アロー(Arrow)
潜在意識の次元へのアロー(Arrow)は、心の中で姿・形に成らない、抽象的なオブジェクト「智」を見ようとすること。
直感、ひらめき、発想、感性や、高度な数学の解、物事の答えや真理、社会常識やルール、または妄想や洗脳などのファンタジーも含まれる。
事件は現場で起こるが、社会常識というのは会議室のようなもの、エゴ数秘の番号が高いほど常識に囚われやすい。
一般のエゴ数秘9の基礎。(常識に囚われやすい)

私 ← 智 バック(Back)
潜在意識の智を感受、評価する、数秘10の境地。
潜在意識下で人生での気づき「智」を、評価している。
これにより人の成長とは、「智」の蓄積レベルと、その「智」の評価がポジティブか?ネガティブか?ということになる。
もしかすると天国と地獄の行き先決める要素かもね。

心(エゴ)からは、潜在意識の智を感受、評価することは出来ない。
これは潜在意識が心より次元が上のため、エゴ数秘としての数秘10は無い。
ただし、人生レベルの出来事で、感激や感動などとして感じる場合はある。

相対関係な、数秘9と数秘10は、智をアロー(Arrow)・バック(Back)で統合に持っていくときに、本当の自分であるセルフ・数秘11が築かれていく。
心の向こう側、潜在意識の強さが、セルフの力。それは迷わない自信を生む。


少し解説
エゴ数秘9は、抽象的なオブジェクト「智」を見ようとする。物事の結果である「智」を見ようとすることは、一見効率が良いが、
それまでの、現実の経験や、心での葛藤というプロセスを軽く見がちなのが問題だ。
エゴ数秘9の幼少の頃に、潜在意識に刻み込まれた「智」の意味を、大人になっても書き換えられないという問題がある。
現実での経験や心での葛藤で自ら智を生み出し、自分自身の意味付けを自ら定義し直さなければいけない。
対のエゴ数秘10が存在しないために、バランスを取りにくい。エゴ数秘2,6の感受性を参考にすること。
数秘9の芸術家の作品は、クールであることが多いが、それは感情的なもの、または心の動きが無いことが原因かもしれない。

エゴ数秘10は無い。上位の潜在意識の智を評価する資格が無い。故にエゴ数秘は、心、エゴから関われる、1〜9となる。
エゴが生み出す究極の目的である「智」を、潜在意識内で評価するのが、数秘10の境地。
これが、自身であるセルフ(数秘11)の内容に大きく影響する。
セルフレベルからは、「智」である、人生経験のエッセンスを評価しているが、エゴからはわからないということ。
タロット10運命の輪。


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posted by ほへと at 20:19| Comment(0) | ほへと数秘論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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