見えないものが大事というが、それは現実でなく、心にあるものか?
さらには心からも見えないものか?
それが潜在意識の「智」である。
真理はひとつだが、それを具体的に表現すれば無限に存在する。
「智」とはそういうものであり、心ではなく、潜在意識で理解しているもの。
その「智」は、心の中で生まれるが、ある程度の準備がいる。
十分な数々の出来事を経験し、それらを引いて見る視点(精神力)、葛藤(感情)など。
現実が「事」となって、「智」となり、無意識、潜在意識となっていくということは、
それはつまり、現実があなたを作り出しているということ。
あなたは、現実に見出されているということ。となる。
私が現実を見ているのではない、現実が私を見ているのだ。
お陰様でという境地だな。
心で見ることができる、数々の出来事を、気付きによって、「智」に昇華する。
↑(C):Climb 昇華、抽象化、#7
「智」は抽象的で、それ自体は潜在意識にあり、心からは見えないものだ。
その「智」を心で理解できるように、具体化する
↓(D):Descent 降下、具体化、#8
このあたりになると、理解がちと難しくなってくる。
見えない潜在意識では、ある「智」はひとつだが、それを心で見える形にしたいのが#8
理想の実現のようなものだが、潜在意識の理想を心で実現なのか、現実の世界で実現させるのかという問題もある。
無論現実での実現まで持っていくのが重要である。
大事なことは、↑(C):Climbと↓(D):Descentは対だということ。
物→事→智とクライムし、気づく事で、智は生まれるが、
それをディセント、智→事→物と具体化する逆方向も大切ということ。
そうなって、初めて、ちゃんと理解したということになり、次のステージに進める。
頭(潜在)で理解だけでは、分かっただけでは、まだ完結していないのだ。
少し解説
エゴ数秘7は気づくことを重視するあまり、気づいた後のその出来事達を軽視しがちだ。
アローとバックが対であったように、しっかりディセントして、心に分かり、現実に示せる形で、初めて真の気付きとなる。
また、心の向こうを指向するが、それが気づきではなく、見えないこと、分からないことに、憶測で考えるのは良くないことだ。
気づきは常に起こるわけではない、それより心を十分堪能しよう。
エゴ数秘8は、理想が高いとか狭いイメージがあるが、潜在意識の「智」を、ディセント、心で理解しようとしている。
問題は、気付きが起こっていないのに、イメージでそれを心に具体化しようとする。
その場合は、抽象的な智ではなく、単に知識なので、応用が効かず偏屈となる。
「智」が反映されてない物事を否定に入るものはダメ、それでは新たな「智」が生み出されなくなる。
また、「智」を心で理解し、さらにそれを現実で実現できれば、素晴らしいことなので、心だけで満足しないように。
エゴ数秘8の理想と現実のギャップを埋めるのは、現実の否定ではなく、新たな現実を創造する実現力。
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2019年07月14日
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