呼吸法は奥が深い。
腹式呼吸だ、ヨガの呼吸だ、気合発声だ、などいろいろな種類、テクニックが存在する。
巷に呼吸法が溢れすぎて、何がいいか悪いか情報に溺れ、結局浅はかに、簡単とか◯分で的なワラにすがる。
断定して悪いが、なぜ、あなたの呼吸法が上達しないのか?
それは、呼吸法以前に姿勢が悪いからだ(と思う)。
姿勢は、重力に抵抗するという点があり、それはすなわち、内臓機能を守るということになる。
現代人の多くは、スマフォ以前に、猫背である、実際は、猫背、背中が曲がっているというより、首が前に曲がっている。
背中はむしろ反っている。
その悪い姿勢の結果、不自由に胸部内臓は圧迫される。
胸部内臓は、心肺機能、肺と心臓がある。
胸部が圧迫されると、心臓は苦しく下手すれば狭心症になる。
肺も圧迫されると、肺内の圧力が上昇、すなわち、ペットボトルを強く握っている状態。
自然と空気は出ていき、息を吸うのにパワーが要ることになる。
言いたいことは沢山あるが、今回は2つに絞る。
(1)首を前に反らす
(2)背骨を丸める
(1)首を前に反らす
赤ん坊が大声で泣いている。その時首を大きく反らしている。
首を反らし、胸上部を広げている。
小さい身体で大音量で鳴くウグイスも鳴く時に首を反らし胸を膨らましている。
肥田式強健術の代名詞、簡易強健術第四動等も、吸気時に首を反る。
(2)背骨を丸める
人は呼吸法をするとなったら、姿勢を良くしようとして、逆に背骨を反ってしまう間違いをおかす。
本来、首と腰が反り、背骨と骨盤を丸め後方に引くことにより、Sの字カーブができているのだ。
また、呼吸といえば、胸と思いがちだが、実は背中や腰が重要だ。
吹奏楽の達人は、息を吸えば、背中が膨れるのだ。
こうして、胸上部、背中を操作し、胸部内部を広げ、陰圧にし、心臓も楽に、肺にも自然と空気が入るようにする。
それができて、その姿勢ができてから呼吸法に入る。
分かりやすい(?)図
次は、実際の呼吸法。
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2020年04月21日
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