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2020年08月04日

無邪気な瞳

現代人は、高度な文明という非自然な環境下で過ごしている。

大自然の生命達と比べて、圧倒的に目を動かさない。動かす必要が少なくなっている。
太古の昔、カンブリア紀に生命の進化の大爆発があったそうだが、その裏には、「眼」の獲得があったそうだ。
逆に、それ以前の生物は眼がないので、のんびりしている。
眼を獲得したことにより、外界そして敵や餌を認識し、そして行動パターンを処理するための脳が発達した。
それが、我々の先祖が、脊椎動物の特徴となる。

魚類から哺乳類、人類と進化し、目は、外界を認識するだけではなく、
「私」を表現する。
目は口ほどに物を言う。

いろいろ問題を抱えた困ったちゃんと、一緒に歩いていると、世の中を見ていないことに驚く。
まぁ、一応ちゃんと歩いて,こけたりぶつかったりしないし、信号も止まる。
が、すれ違う人や、店の看板も、道脇で咲く花も、まったくいない世界のようだ。

「もっと世の中を見ろ!」と困ったちゃんに投げかけるが、
「???」というエラーコードが返ってくる。

精神的に病んでくると、目は一点を固定して見据えてくる。

強いエゴ意識が、目を動かす神経をロックしているのだ。
それは、自然な自分、野生な自分がいない状態ということ。

・リハビリ
家にいるときは、目を動かす練習もしてください。
目の神経は特殊です。脳にダイレクトにつながってます。

意識的に上、斜め上を見るように動かそう。

そういえば、この夏は花火がないのか。
花火はそういう光の動きが、目と脳のリフレッシュには良い。
(どれだけ画質が良くてもスマフォじゃダメなのね)

ほへとは、自然に行くと、野鳥や蝶、魚など、すばやく動くものを目で追うこと好きだ。

それと、人は、意識しているものを見る。というのがある。
同じ風景でも、空の青さを意識している人、雲の形を意識している人、街並みのシルエットを意識している人。

自分が価値や(または恐怖)があると思うものに、ピントが行く。
高度なボディワークでエゴを中和すれば、何を見ようというのが薄まり、純粋な風景すべて輝いて見えたりもする。

・目の使い方。
目には力を入れない。(=エゴの緊張)
睨まない。(=エゴ強いぞ)

最も力のある目は、無邪気な瞳だ。

生まれた赤ちゃんが、始めて見た世界のように、純粋に世界を見てみましょう。


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posted by ほへと at 20:34| Comment(0) | 占術に関係する事柄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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