教室の生徒さんで、
肩を痛めて腕が上がらない人がいた。
姿勢を見れば、大体分かる。
腕の重さが、前に来ていないのだ。
まぁ肩こり系の人もそうだが、
基本、みぞおちを反っている。
よく言えば、胸を張っている(つもり)。
肩の痛い人はさらに、肩を後ろに引いている。
本人は胸を張って、良い姿勢にしたいつもりだが、
そういう姿勢だと、腰に負担がかかるだけではなく、腕の重さ自体の行き場が無いのだ。
いつもいつも繰り返して言っていますが、上半身は、上半身の力で緊張してはダメ。
基本は上半身は脱力して、かつ本当に力が抜けている事(こってない事)
腕、一体はどこから生えているだろう?
少し考えて下さい。
腕は、背骨から生えていない。
鎖骨を経由して、胸骨に腕の重さが掛からなければダメです。
多くは反っている為に、鎖骨ではなく、背中側の肩甲骨に腕の重さが掛かってしまい、
腕や肩の重さをアースすることはできない為に、
腰を痛めるか、僧帽筋で吊り上げ、肩こりを引き起こすかだ。
この生徒さんは、肩の力が抜けた為に、その腕の重さが背中に流れた事が原因だと指摘した。
前に、胸に、胸骨に、腹筋、股関節、そして足に重さが抜けるトレーニングをして、痛みはマシになったようだ。
腕の重さは、鎖骨を経由して胸骨にかける。
結果、腰が丸くなる、足裏(特に足の親指、かかと)に力を入れて、腰を立てること。
足に力を入れて腰を立てること、似ているが、腰を反り返して腕に力を入れるのではない。
腕の重さを足に落とす事を考えて下さい。
ダンベルかペットボトル、本などを手に持って、鎖骨に腕の重さが掛かる事を感じてみて下さい。この場合は特に手は小指を中心に力を入れて下さい。
(親指,人差し指を中心に力を入れれば僧帽筋で吊り上げてしまう)
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2007年07月15日
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