「私」というものを、
私=心、とすると私は不安定になります。
心は現実の影響を受けます。
現実に何か事が起こると、昨日と言っていることが変わったりします。
「私」というものを、私=潜在意識に置いてみます。
潜在意識は心から見えません。
それは潜在意識の方が次元が高いからです。
見えないものが本質。
精神的とは、見えないものなのです。
精神的なものは、現実から見えないものではなく、心からも見えないのです。
そして、心の私、見える私(顕在意識)を「エゴ」と呼びます。
自分のフリをしますが、心は本当の自分ではありません。
例えばあなたの名前は?
その名前は、心の私に付けた名前ではないのです。
まだ心も無い、赤ん坊に付けられた。すなわち、身体に付けられた名前です。
身体?と思うかもしれませんが、一生とは身体が生まれてから死ぬまで。
その生まれて死ぬまでの一生に付けられたのが名前と言い換えることもできます。
心は、変化します。そこは本当の私ではなく、私と現実の狭間で揺れ動くエゴというものです。
心とエゴ
心とは心の次元、アストラル界、という見えない空間のこと。
エゴとは、心の次元の意識。
例えば、心のなかでリンゴを思い浮かべてください。
という場合、心のリンゴをエゴ意識が見ている。となります。
数秘精神構造では、数秘5の境地でもあります。
実際の現実のリンゴを見ることは、現実のリンゴ(物)を心のエゴ意識が見ているとなる。数秘1の境地。
今、現代人の多くは、この心のエゴ意識がさらに1段、現実に落ち込んでいます。
エゴの囚人化
エゴは、潜在のセルフと現実の狭間で揺れ動くものです。が、
しかし、現実の強力な社会常識で、エゴは現実に引き寄せられ、
セルフが弱まっています。個性が弱まっています。運命を見失っています。
社会常識で動く人間が多い。
社会常識は、集合意識ではない。
集合意識(ステージ4)は、潜在意識(ステージ3)の上位であり、集合意識からすれば、潜在意識は個別意識、個性なのです。
私達が生きる意味の一つとしては、個性の発揮、個性を生きること。それを運命と言います。
個性とは、セルフ、潜在意識の私です。
社会常識は、それ封じる牢屋であり、個性を失うことは囚人といえます。
そういう、現代人に向け、ちょいと、数秘と絡めた、
精神構造としての数秘を語っていきたいと思います。
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2022年08月05日
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