砂漠のど真ん中に、ポツンと一軒家では、間取りが最高に良い風水でも、電気やガス、水道に下水が無ければ、暮らしていけない。
人は何かを意識する。その意識したもの(陽)には必ず、対極(陰)が存在する。
人は愚かだから、どんどん意識した方向に突っ走る。そして陰陽のバランスを壊していく。
風水とは、太陽など天体の運行、時間や季節、方位、山峰、川、緑、自然と、
人間、都市部や農村や地方、森羅万象の陰陽のバランスを整えることであり、究極的には陰陽の統一なのだ。
平安京という街の風水は四神で守られても、街の人間は飯も食えば、飯を炊くにも燃料がいる。
都市部が陽とすれば、それを支える陰の存在が重要となる。
そう考えたときに、やはり、平安京に対して、西の亀岡という場所は、陰陽関係を感じる。
そうして、陰陽に分けてみた。
そうしたら、丁度、平安京と亀岡の中間が嵐山ということがわかった。
そして、それを繋ぐのが保津川だ。
亀岡から嵐山に保津川が来れば、大堰川と名を変える。渡月橋を越えれば、桂川と名をまた変える。
その嵐山の北を見れば、高雄神護寺がある。
南を見れば、山崎津、大山崎、桂川、宇治川、木津川が合流する地点すぐ側の水無瀬神宮、その北に天王山。
あっ四神だ、、
真・平安京の姿1
真・玄武→高雄神護寺。一番精神性が高い
真・青龍→平安京の街。風水では、青龍を最も重要視する
真・朱雀→大山崎、天王山。交通、物流の要。
真・白虎→亀岡。平安京の街の陽に対する陰のバランス。
神護寺から水無瀬神宮
方位中心レベルS(ほぼ中心)[南中心から-0.5度]です。距離は直線で約18.924kmです。標高差は-168mです。
真・四神の玄武、高雄神護寺から大山崎の水無瀬神宮がバッチリレベルS、意識して建てているぞ。
なるほど高雄、神護寺が、真の玄武だ。
これで解けた。
玄武は、四神の中で一番精神性が高くないといけないが、神護寺ならバッチリだ。
船岡山はそういう精神的な意味合いは弱いし、
夏至の日。 太陽が昇る60/360度の比叡山、太陽が沈む300/360度の愛宕山、180度の潮岬の朱雀ラインで描く120度の正三角形方が意味深いが、
これでも玄武、船岡山の存在感が無い。
平安京造営の最高責任者(造宮大夫)は和気清麻呂。
あの風水都市、平安京を設計した本人だ、自分の墓の場所にもこだわるはずである。
お墓は、船岡山ではなく、神護寺神護寺境内にある。
要するに、平安京で、神護寺が最も大切な場所だと言っているようなものだ。
あまり知られていないが、神護寺には、空海は唐より帰国してから14年間住んでいたところでもある。
また、名前もおかしい。寺院なのに、神を護る。仏ではなくね。
大きな四神の玄武で、その青龍である平安京の街を守るということかな?神護寺って。
真の朱雀は、3つの川の合流点、側の水無瀬神宮。天王山は京都の防衛。貿易港の山崎津、京都、大阪、奈良、宇治の水上ルートの支配権だ。
明智光秀が、信長を倒した後、ここで秀吉軍と対決する天下分け目の「山崎合戦」の舞台である。
この山を制した方が天下を取るところから、天下分け目の天王山と呼ばれたところだ。
さて、四神の十字を見ていると、上にズレているね。
そこで、なんか京都の街の形が、勾玉に見えませんか?、、となれば逆の勾玉も
陰陽マークが現れた。(陰陽太極図)
陰陽太極図
それは、四神が統一されたときに、生み出される。四神の上に存在する概念だ。
まぁこのレベルになれば、コメントや説明が難しいが、、、ホンマか?
でもやはり、陰陽マークになってると思うし、ここまで考えて?いたのだと思う。(考えてできるのか?)
思うのは、本州最南端、愛宕や比叡の位置、保津川の蛇行、勾玉に見える都市の形など、人知では及ばない、神が作った奇跡の地形。
それを探し当て見事千年の都ができた裏に風水があったのだ。
長岡京から、闇雲に逃げ出して、インスタントにあつらえた都市ではない。
青龍である、平安京の風水は、当時の御所の位置も変わり、パワーダウンは否めませんが、大きな四神か陰陽マークが京都を守っている。
京都には、国内はおろか世界中から多くの観光客が訪れます。
何か惹きつけつパワーがあるのかもしれない。
できれば、日本の和、平安京の神仏習合の精神を多くの人が感じ取り、何かしら精神的にプラスになればいいなと思います。
この記事は、2000年初頭に、京都の風水研究し、2008年頃にブログにまとめたものを、
ほへと占術研究室HP18年目記念ということで、リニューアルしたものです。
18は中途半端ではなく、数秘的には9の倍数は重要。
私、ほへとは、縁あって、もう14年ほど、平安京大極殿跡のすぐ近くに住んでいます。
この平安京の風水暗号解析は、ほへと風水のベースとなってます。
もし自宅の風水鑑定して欲しいはもちろん、引っ越しや家の設計等には是非声を掛けてください。
平安京の風水から学んだことパート7
風水はあるのだということ。やはり四神を意識している。
風水も色々あり、単に験担ぎのようなものが風水として紹介されていたりするが、
平安京の風水を見れば分かると思うが、しっかり計算して考えている。なんとなく、ふわっと、ではないのだ。
だから、風水は、ちゃんとすれば思っている以上に効果は出る。
☯引っ越し先の風水鑑定、自宅の風水四神化、風水設計はコチラ→ >ほへと風水鑑定申し込みフォーム
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2023年10月16日
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