結局のところ、自分というものの内と外という、極に分かれたものを統一するゲームなのだ。
まず、自分=心と思い込んでいた自分は、心と現実の対比を生きる。
それから、潜在意識である深い部分が、真の自分ではないか?と気づいてくる。
しかし、自我、自己的な自分の概念、なかなか自分を探し出せないでいる。
それは、あまりに現実の力が強いので、自己より自我が勝ってしまうのだ。
特に若いうちは、夢や希望に満ち溢れているので、自我を抑えることは難しい、無理だ。
ある程度、歳を取ると、時間の流れが早い。
それは、現実からの刺激に慣れて来ているのだ。
ある程度、現実の出来事を客観視できるということは、心も冷静に見れるという事とイコールなのだ。
箸が転んでもおかしい年頃も、腹の座った、、、になる。
月日とは恐ろしい。
私 対 現実
の統一ゲームの中で、
セルフ 対 エゴ となるが、
それを統一するには、セルフを強めなければ、セルフはエゴにあっさり負けてしまう。
バランス的に、私は現実に完敗するのだ。
仏教など宗教は、強すぎるエゴを抑制する。それは、セルフ 対 エゴの統一のためだ。
しかし、資本主義の社会は、1000対0で、エゴを強める作戦に出る。セルフなど強めても会社は儲からないからだ。
エゴは、現実の中にいる。
対して、セルフは身体の中にいる。
セルフを強める方法の一つは、身体を強めることだ。
強めると言っても、ストロングという意味ではない。
ヨガや禅、武道や高度なボディワークは、自己(セルフ)を高める。
ある程度の身体(自己)を手に入れたなら、現実的な物質(エゴ)に縛られる生き方から離れるだろう。
そして、
私 対 現実、セルフ 対 エゴ
を統一すれば、さらに次のステージの扉が開く。
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2024年05月22日
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