
山椒の実が半額だったので買ってきた。
大人になると、山椒の味は好ましい味になりましたが、
子供の頃は、山椒の味、香りは、大嫌いでした。
実家には、山椒の木が植わってあり、そこに、アゲハやクロアゲハがやってきました。
それを、捕まえたり、観察するのが、子どもの仕事です。

山椒の葉には、アゲハの幼虫もいて、小さい幼虫は黒っぽく、鳥の糞に擬態しています。
ある程度、大きくなると、緑色になります。
この幼虫を捕まえようとすると、頭からオレンジ色の角を出しますが、これがすごく臭い。トラウマレベルの激臭です。
この匂いの刺激が、山椒の匂いと似ているので、当然、山椒は食べられません。アゲハの幼虫のオレンジの角の激臭を思い出す、

そんな、子どもの頃を懐かしみながら、山椒の実を掃除します。

5分ほど沸騰。実が手で潰れるくらい。

湯がき工程完了。

水に1時間ほどつけて、アク取りをするそうだ。
つまんで食べてみるが、十分美味しい。

水をしっかり切って、瓶とジップロックに入れ、ジップロックは冷凍保存。

瓶は、醤油漬けにしました。
実だけでなく、醤油も、山椒醤油として使えます。