肥田式強健術を熟達していくと、機械的に思考を停止し、無我の境地を生み出すことができるという。
無我の境地は、姿勢の統一である。
姿勢には、前後(Z)、左右(X)、上下(Y)の3軸があり、統一前段階には、腰と腹の陰陽になる。
腰とは、遠心力であり、地球の中心から空(宇宙)に向かう力線。
腹とは、求心力であり、空(宇宙)から地球の中心に向かう力線。
現代人の多くは、腰も腹も無い。
意識的、日々鍛錬し、ある日、突然発見する。
下半身は、ステージ1であり、上半身はステージ2である。
姿勢の統一は、エゴ(思考)を昇華させ、セルフ/潜在意識(ステージ3)を活性させる。
下半身はチャクラ1,2
上半身にチャクラ3,4
首から上に5,6、
脳天7
現実とエゴ ーーー いわゆる美容や健康のボディワーク
エゴとセルフ ーーー 本気のボディワークで自己を強め、高める
セルフと生命(集合意識) ーーー 現実(人目や社会)を離れ、瞑想
の関係に発達していく
重心は、遠心力と求心力が境目である。
中心は、遠心力と求心力の統一である。
欧米人のように、重心の高い姿勢は、腰>腹であり、
日本人のような、猫背の姿勢は、腰<腹である。
なので、日本人は、西洋的な姿勢を研究することは大事であり、
肥田春充も西洋の運動を研修し、古来の日本の丹田思想と統一する。
猫背は、遠心力が弱い、腰が弱い、吸気が弱い。想像以上に背筋を鍛えること。
腰を反ることを発見、理解しなければ、腹は肚で終わる。
肚は、月に土、月は身体、土は地面とあるように、
肚とは、地面だ。
上半身の緊張は、エゴの緊張
下半身の力が入らないさまは、エゴの無力感
上半身が脱力、リラックスし、下半身が楽々にパワーを地面に伝えれば、
現実を変える力が生まれる。
つま先は、肚
踵は、腰
つま先の形状は、地面に張り付く。求心力。
踵の形状は、地面を叩く。遠心力。
下半身を鍛えることは基本、動けること。野生動物、家猫でも、動ける身体づくりをしている。
現代人は、意識的に、足腰を鍛えなければ、当然弱る。
身体を鍛えることは、精神的にとても大事である。
あるレベルに到達すれば、運が良くなるのがはっきりと分かるはずだし、
身体の衰えは、天地の恵みの薄れであり、当然運は悪くなる。
さぁみんな、頑張って健康な身体を作っていきましょう。
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2024年07月31日
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