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2008年03月04日

呼吸法、「ダブル胸式呼吸」

寒さと、花粉、時には黄砂等で、なかなか思いっきり息が吸えませんね。

でも、そういって浅い呼吸ばかりでは、気分もイマイチ乗りません。
せっかくの春の訪れですから、冬眠から覚めるように、深呼吸をしましょう。

動物の中で、人間の呼吸機能は高くはありません。
一番進化しているのは鳥類といわれています。

しかし、鍛えていかなければ、強くはなりませんね。
鳥のように自由に世界を羽ばたけるように。

今回は「ダブル胸式呼吸」です。
それは、胸式呼吸を連続2回行うものです。
つまり、吸って!呼吸停止3秒、また吸って!、脱力して吐くというやつです。

身体を覚醒させる胸式呼吸です。


ダブル胸式呼吸はいくつかのプロセスに分かれます。
[プロセス1]
・心を穏やかに鎮めます。
・まず息を吐き切ること。

[プロセス2]
・息を吸い込んでいきます。
・吸い込む場所意識は腰から背中。
・絶対に腰を反らさないこと。また背中も反らさない。
・体重は前のめり、腰を後ろに引くように力を入れる。
・十分胸郭を開いて下さい。
・このとき、胸側(前)を意識すると、胸郭が開きにくいので、腰、背中(後ろ)を意識すること。

[プロセス3]
・さらにもう一息吸い込みます。
・プロセス2の胸一杯に息を吸ってから、呼吸停止3秒程度。
・その後、口を大きく開け、伸びるように、胸上部にもう一息吸い込む。
・この時、肩を下げる、鎖骨辺りを広げるつもりで行う。
・その後、自然に任せ、息を吐き出します。

補足
プロセス2
・手の指先を地面に向ける
・手の位置は合掌の位置か、両脇辺り。
・肩が少し上がる
・かかとを引くように。

プロセス3
・手の指先を上に向けます。
・手の位置は合掌の位置か、両脇辺り。
・肩を肘を下げます。
・つま先に力を込めます。

上半身の緊張を解き。
肩、首、鎖骨周辺がほぐれれば良いです。

期待する効果
・気分転換
・花粉症の病状の緩和
・軽いノイローゼや軽い鬱に効果があります。

注意点
・多くても10回程度、普通3から5回ほど。
・空気の悪いところではやらない。
・きつい下着やコルセットは外した方が良い。
・寝る前にやると眠れないかも。
・文章を読みながら行うと、窒息するので、行う前にしっかり記憶して下さいね。

posted by ほへと at 13:37| Comment(2) | TrackBack(0) | ボディワーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちわ。
いつもブログなどなど、楽しみに拝見しています。

先ほど気分転換に、オフィスからちょっと外に出てダブル胸式呼吸を試してみました。

背中側を意識して胸郭を広げるのは普段から心がけているのですが、
その続き『口を大きく開け、伸びるように、胸上部にもう一息吸い込む。肩を下げるように…』は初めて試しました。

軽く渇を入れられたようなショックと共に、
このところぼんやりしていた身体ががつん!と目覚めた感覚です。すごい(笑!
秋の気配がしはじめてからこちら、ずっとダラダラ本調子でなかったトコロに、本当によく効きました。

きちんと憶えてからやらないと本当に窒息しそうなので、補足を頭にいれてからまた試してみます。

ボディーワークの記事、これからも楽しみにしています。
ありがとうございました、気持ちイイ(^-^)b


Posted by ゆき at 2008年08月28日 13:48
ゆきさんへ
この呼吸はいいと思うのだけど、図が無いと難しくて、みんな試しているか心配でしたが、良かったです。
覚えないと逆に窒息するけどね。
Posted by ほへと at 2008年08月30日 17:42
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