桓武天皇は、794年の平安京の前に、784年に長岡京に都を移している。
784年は60年還暦スタートの甲子の年である。(甲子園もそこから命名)
暦より桓武天皇は、このタイミングで、都を移したかったのだろう。
場所は、阪急長岡天神より、阪急西向日に近い。
ここに決めたのは、おそらく、水路、陸路とも交通の要であった点であろうか。
陸路より、丹波方面、摂津方面。
水路では、淀川より、大阪、難波京。
木津川より、大和(奈良)、平城京。
しかし、龍である桂川、そして宇治川、木津川が合流し、淀川になる地点(大山崎)が、この長岡京の南、朱雀(四神の南担当)に来る。
本来、朱雀とは、明るく、広く開けた土地で、やや低い土地がいい感じとされている。
しかし、これだけ、水(陰)が集まれば、本来陽であるべき、朱雀が陰化してしまう。
また、この強力な朱雀にバランスする、玄武や、青龍、白虎が弱い。
やはり、風水通り、ここ長岡京は陰気な出来事が続くのであった。
いかん、こんな所では千年の都など作れぬわ!
ここはいっちょ前向きに、平安京へ続くのであった。
平安京と長岡京の位置関係
長岡京跡、太極殿跡は公園に。
緯度経度は[34.943208,135.7032]
桜見頃の公園の中に、遠い長岡京の存在の足跡があります。
太極殿跡
長岡京跡がありました。
桜が綺麗だが、横の遊具が何ともいえない。
昔はいろいろあったようだが、
現代の治水、土木のおかげで、さすがに洪水は起こらなくなった。
またここ、西向日は、驚くほど、桜が並木が多い。
桓武さん(天皇)が見たらびっくりですよ。
暇な人は、是非阪急西向日駅に桜を見に行って下さい。
ついでに、長岡京跡の公園も探してみて下さい。
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2008年04月03日
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