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2008年04月24日

風水、自宅内の四神相応化2「玄武」

玄武とは四神の中で北の方向を守る神である。

宇宙の心理を表すとも言われたり、北極星や北斗七星を示すとも言われている、変わらない地位、絶対的な真理といった感じか。

ただ、玄武を示す、亀や文字をそこに配置したところで何にもならない。

例えば、仏像というのがある。
仏像を拝むのではない。仏像はアイコンに過ぎない、
仏像が表す、愛や慈悲、知恵など見えないモノに頭を下げるのだ。
偶像崇拝してはいけない。

同じように「玄武」も、先に言った、変わらない地位や真理といったもののアイコンに過ぎない。
それを神として神聖に設置することで、自らを省み、謙虚さをもてるのだ。

謙虚さは大切だ、慢心は人生を失敗させる。

礼儀も尊敬も、学ぶ気があるならどんな対象にも持つべきだ。
先生も親も、威厳が薄れた今こそ、この方位が非常に重要である。

家や部屋に、この玄武の位置を作り、意識的にこの場所、この方向に、謙虚さを持つことで、安い願望達成とエゴを増長させる甘い誘惑を断つのだ。
結果、人生が良くなっていけば良い。

それが、まぁまともな風水の術でもある。

何が何でも、得しまっせは、意識が低い風水だ。


北の方向は、基本、直射日光は入らず、暗い場所だ。
暗いとこから明るいところは良く見える。
明るいところから暗い所は見えないのだ。

そんな意味でも、太陽の当たらないこの方位は大事なのだ。


さて、そんな感じで、家の北側、もしくは自室の部屋の北側に「玄武」を設定しよう。

◎家の北側にある部屋を玄武とする。(一戸建ての場合)
部屋自体を「玄武」と定義する。
例えば仏壇か神棚があり、神や先祖に報告する場所。
家計簿をつけたり。
重大な判断を決める場所。
子供をしかる場所。
家の精神的支柱が居る。
寝室。
この場所では、ふざけたり、ちゃらちゃらしないこと。
厳かにすること。

◎家や部屋の北側にある何かを玄武とする。
玄武向きアイテム(あまり明るい、派手なのは避ける)
仏壇、神棚、御札等、遺影、時計、
また、尊敬する人の書物やグッズ。
壷、ふすま絵、書など、少し厳かになるもの。

まぁ最悪、酒でも、台所の水道の蛇口、洗濯機でも、何でも良いが、その場合は清潔をもっとうとすること。(水は神聖なイメージを持ちやすい)

このアイテムの周辺に来たときに、謙虚な気持ちになるように心がける。

とりあえずは、皆さん、北の方向を掃除しましょう!


ほへとは北極星を表す、時計を配置している。
th_P1060671.jpg
実は高校の時の友人のプレゼント。
その左右に、円山応挙の絵を飾っている(本物な訳はない)。

京都市内では、おそらく、現御所(今出川御所)が玄武の役割を果たしているのではないかと思う。(あくまで市内)

次回は、「玄武」の対称の「朱雀」
posted by ほへと at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 占術に関係する事柄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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